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今回も書きまくる!

注意のやつは前回を見てね!!

でも一つ注意…キャラ崩壊さ☆


「ふわぁ…」

今日も咲希がいないので、いつもより少し長い間寝てしまった…昨日台本を読み通して覚えていた影響もあるが…

寧々は少しは夜更かし、してるだろう。…えむは、してないな多分、類は絶対に夜更かしをしてる。

「早く顔を洗わなくては!!」

鏡の自分を見ると昨日の朝と同じで顔が引き攣っているように見えた。治ったはずだが…元気はあるのでただ顎が疲れただけと考えた。

変な理由だがな。



ガチャとドアを開け風がこちらに吹いてくる。

一日が始まった気がする。

「行ってきます!!」

まぁ、誰もいないが…


タッタッタッ

「あ!司せーんぱい!」

「む?暁山か…!」

暁山が珍しく早くに来てる!?

「って…類は?」

「あぁ、今日は別に一緒に学校に行く約束をしていないんだ。それに、台本の読み通しや演出を考えたりする時間で夜更かししてギリギリまで寝てそうだからな…」

「偏見すご〜笑…でもありえるね!!」

「だろ?」

少し誇らしげな俺

「ふはは!!なんで、司せんぱいが誇らしげなの?笑…てかショーあるんだ!見に行こっかな!」

「おぉ!歓迎するぞ!」

「サークルのみんな誘ってみるよ!!」

「そうか!ありがとうな!」

「ううん!いいよー!僕も楽しみだな!」

「あぁ、楽しみにしてるといい!スターの演技の幅を見ておけ!…今回は冬弥達も来るらしくてな!もっと頑張らなくては!」

「がんばれ〜!司せんぱい♪」

「あぁ!…というか暁山、今日は珍しく早いな…」

「あぁ…授業出てない分の補習させられるらしい…最悪だよね!行くつもりはなかったけど行かないと「テストの点下げるぞ」って!別にいいけど頑張りをなくすのはおかしくない!?」

なんか愚痴り始めた…お前確かに頭はいいが授業出てないなら頑張ってるとは?…まぁ、家でやってるのか。

「そ、そうか?」

「うん!あ、そういえば!」

「?なんだ…?」

聞くとゴソゴソとバックの中からスマホを取り出し始めた。なぜ?

「これ!…昨日ワンダショのみんなに作ったの!類が自慢してきてさぁ…これどうやって作ってるの!?」

「おぉ…そうだな…愛情を込めている!」

「すごい司せんぱいらしいな〜!」

そして考え始めた暁山、少しの間が開くとやっと話し始めた。

「…じゃあ、今度これ、僕に作ってよ!いつでもいいからさ!」

「そ、そうか…?…まぁ、いいだろう!この世で一番美味しいお菓子を作ってやる!!」

「わぁ〜い!!」

「ありがとう!司せんぱい♪」

「あぁ!後輩の頼みだしな!」

「かっこいいよ〜!…ってもう学校着いたる!?早!?」

「ほ、本当だな!俺も気づかなかった…」

暁山から目を逸らすと、もう学校に着いていた。

「司せんぱいと、最後まで登校するの多分初めてだから楽しくて…時間の流れ早くない?」

「あぁ、俺も思う…また時間があれば一緒に登校しよう!」

「おぉ〜!いい提案だね!…まぁ、まず学校に行ってないかも!!」

「いや…そこは行け!」

「えっへへ!じゃあね!」

「あぁ!またな!」


暁山と別れた。

また、自分用の手鏡を持っていたので見てみる。

しっかりと笑顔になっている。…やはり何かの勘違い?それとも…

「うげ…」

「む?その声は!!」タッタッタッ!

「こっち来んなよ……コソッ」

「彰人!おはよう!!」

そこには彰人がいた。

「…ぉはよーございまーす…」

(あ…言いこと思いついた…ニヤッ)

「?彰人どうしてニヤニヤしてるんだ?」

「嫌…なんもねぇっスよ…ってあれ?」

「どうしたんだ?」

「そこに……ムカデみたいなのが…」

「!?!?!?!?!?」

「ど、ど、ど、どこだー!?!?」

「うるさ…ほら、髪らへんに」

「か、髪ー!?」

「と、取ってくれ〜…!!!」

「はい…あ…」

急にとまる彰人

「お、おい??」

「勘違いでした。…ニヤッ」

「なぬっ!?!?」

「埃っスよ。こんな長ぇ埃あるんだな。」

「ホッ…あ、あまり驚かすではない!!」

「さーせん…んじゃ」

「さーせんでは無く御免なさいだ!!…あぁまたな」

まぁ、その後、彰人は何も言わずにどっかに行ったが…少し肩震えてるな?笑ってる?…アイツ…

「はぁ…教室に行くか」タッタッタッ


《飛ばしまーす。ここまで書いたのは司の日常を書きたかったからでーす!》


放課後…

ワンダーステージにて…

「今日の練習も気合いをいれるぞ!!」

「「「おー!」」」

そしてショーの練習が開始する。

『…カルラ 』

『?なぁに?』

『もし…私が貴方から離れたら…どうする?』

『ぇ…そ、そんなの嫌だよ!!…独りは…グスッ…』

『…ごめんね…冗談よ。そんなのあり得ないから…』

『…そっか』


「ちょっとストップ…」

類からストップが入った。

「いい演技だね。寧々の優しさのある、でも毒もあるような喋り方はすごくいいよ。後、司くんも子供の喋り方を理解してるし、泣き方も子供だ。…でも」


変なところで区切るな?

「で、でも?なんだ…?」

「…最後のところはもう少し…お母さんを信じてるようにできるかな?…どう表現したらいいか難しいけど…」

「私、わかるよ!司くんはなんか…「嘘つかないで」とか「信じれないけど…」みたいな雰囲気なんだよ!!」

「え、えむの表現がうまくなってる…」

「あぁ、それを言いたかったんだ。子供はなんでもすぐ信じるという傾向があるからね。大変かもしれないけど、そこら辺を修正してくれないかな?…」


「…あぁ!そんなの朝飯前だ!」

「じゃあ、そうだね…次は違うシーンをしよう。此処は明日………」

「____! 」

「______?」


次の日の朝

「…昨日はあまりショーの練習がうまくはできなかったな…」

「うーむ…」


「おにいちゃーん!!!!!」


「!…な、なんだ!?」

「あ、起きてたんだ!…今日全然起こしてこないから…珍しく寝坊?」

咲希は起こしに来てくれたようだ

「いやな…ショーのことを考えてて…」

「ショー?あ!そういえば新しいの今度やるんだよね!みんなで行こうと思ってて…」

「おぉ!咲希も来るのか!?…楽しみにしといてくれ!」

「うん!…えっと、ショーの何に悩んでたの?」

「…あぁ、それが俺の今回の役は子供っぽい役なのだが…」

「うんうん…」

「それで、昨日は母に一番言われたくない言葉を言われ、泣くという所までの演技は上手くできたんだ…」

「ほうほう…」(これ、俗にいうネタバレ!?…違った!話の内容語ってるだけだった!)

「その後母が『冗談よ』と言うのだが、その後の俺の演技が『信じられない』と言ってるようらしくてな…子供はすぐ信じるという助言を受けたのだが…どうすれば」

「そっか!…うーん…あ!」

「それは、お兄ちゃんが想像する子供を演じたからじゃないかな?…みんなはその想像とは違う想像をしてたんだよ!私もみんなと同じで、すぐ信じるのが子供だと思うし! 」

「…そうか!確かにそうだな!」

「うんうん!他のみんなにも聞いてみたら?子供の冗談に対しての答え方を!…そしたら演技がもっと!上手くなるんじゃない?」

「わかった!みんなにも聞くな!ありがとう!咲希!」

「いいよー!あ、私もう学校いくね!」

「あぁ!行ってらっしゃい!」

「うん!行ってきまーす!」


咲希は学校に行った。

咲希の助言はとても役立ちそうだな…今日学校であった人に片っ端から聞くか!!

それに、今日は顔が引き攣っていないんだ!だから気分がいいからなんでもできる気がするぞ!



教室の前


!そうだ…まずは日常的に子供の演技をするのはどうだ?

みんなを巻き込んでしまうが…説明すればいいだろう!


「…スーッ」

「ぉ、おはようー!みんなっ!!」

シーンと効果音が聞こえるほど教室が静かになった。

「ぇ…??? 」

最初に声を出したのは類だ。

「「「「えぇぇえ!?!?!?」」」」

その次にはクラスのみんなが。

「?なぁに?」

「ん?え?あ?よよよ?」

「か、神代がぁぁ!!ぇっと…まずは110番!?」

「お前もだろ!?138番だ!」

「えへへ…なーに?138番って…それは、確か119番!だよ?」

「そー!それ…天馬ぁぁ!!!!」

(なんでこんな反応…ぁ、僕のキャラか!)

「えっとねぇ…演技のために今日はこのキャラで行くんだー!!」

「よよよ……は!!」

類が我に返った。

「つ、司くん??だ、大丈夫…かい?」

「うん?なんで??」

「おーい。か、神代?演技のためにらしいぞぉ?…演技すげぇな……」

「そそそ、そいうことかい…司くんが狂ったのかと…」

「ほぉー!!りかい?早いねぇ!でしょ?」

「って、僕狂ってないよ〜!!」

「うぅぅ…グスッ…」

「わぁぁぁ!?!?つ、司くん!?」

「ぉおおお、おい!?か、か、神代も狂った!?いつもの神代じゃないぞ!!」

「そんなアンタもだよ!!!」

「ゔぅぅぅ……ゔぁぁ!!!」

「泣いたぁぁ!?!?」

ふふっ!みんな驚いてる!ぼ…俺の演技に惚れたのか??

「はっ!?…そ、そういえば司くんの次のキャラの性格は…そ、そういうことか!」

「ふふん!…あ!そういえば…」

「ちょっと待ってくれ…」

クラスの一人がとめる

「あのさ…俺らも狂うから、やめて……」

「ほぇ…」

「だからさぁ…あの、えっと。」 

「…?」

(なんで、司くんは反応しないんだい?)

「いつものやつ!!演技も大事だけど、司が心配だわ!」

「?…いつもって…あ!」

「す、すまない!夢中になっていた!! 」

心配させすぎた!!

「戻ったぁぁ…心配したんだからな!?ショーも大事だけど日常でいつもこんなことしたら司倒れるかもだぞ!?」

「…そうか!すまない!…心配かけて…」

「いいんだよ。…司くんなりに頑張っただけだもんね…」(でも……)

(なんでさっきは疑問系に「いつもって…」と聞き返しにきたんだい?)


「そ、それで聞きたいことはなんだい?」

「あぁ…それが、」

「子供は冗談を言われた時の返し方を教えてほしくてな…」

「そんなことか!…でもそんなの普通に予想つくくね?」

「あぁ…えっと、…みんなの意見が気になってだな!!」

「ふーん?…俺は「冗談やめてよー…!!」っていいますねん」

「謎に演技上手いのやめてほしい…僕は「冗談!?怖いからやめてよね!」だよ?」


それからも続々、案がでた。

最後に類だ。

「…ショーのアドバイスは集まってする予定だったけど…まぁいいかな」

「す、すまない」

「ふふ…いいんだよ。…僕の案は涙を流しながら冗談なことにほっとする…というのだね」

フワッと風が吹いた。何故だろう。

俺が昨日した演技とは少ししか変わらない提案達は、何故か…


全てが違うような気がした。




その後も冬弥や彰人、白石、暁山、寧々…下校中にあった宮女の人達に片っ端に聞いた。

どれも結果は《すぐに信じる》というのが共通していた。



これで終わり!多分つぎらへんかな?

終わるのは!

この作品はいかがでしたか?

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