テラーノベル
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今回塩﨑視点と吉田視点があります。
「うわっ、何その顔…」
「…柔太朗……」
「鏡見た?ひどい顔してるよ。昨日は吉田さんと遊んだんでしょ?あんなに楽しみにしてたのに何かあったの?」
「……っ、じゅうたろう~~……」
昨日で涸れ果てたと思っていた涙が再び溢れてきて、俺はボタボタと涙を流しながら柔太朗に飛びついた。
「えっ、えっ?なんで泣くの!?」
「おれ、おれ~!!仁人にひどいことしちゃった!!おれ、もう!!もう!」
「ちょっとまって、何もわかんない!!いったん落ち着いてゆっくり話せる?」
「俺はクソ野郎なんや~!!!」
柔太朗になだめられながらなんとか涙を止め、昨日のことを話す。話している途中にまた涙が出てきて、つっかえながらもなんとか話を終える。聞きづらい話を辛抱強く話を聞いてくれた柔太朗は本当に優しい。
「なるほど……雰囲気に流されて告白前にキスをして振られた…と…確かにそれはだいちゃんが悪いかも…」
「そ、それに仁人のあんな大声初めて聞いたし、仁人怒ってた…!!きっ、嫌われちゃった…!!」
「はいはい、また涙出てきてるよ」
「俺、もう仁人にあえんのかなぁ…!!!」
「いやいや、なんでそこまで飛躍すんのさ。とりあえず謝罪のメッセージ送りなよ。昨日から何も送ってないんでしょ?」
「うん…」
「そこで謝罪もできないならだいちゃん本当にクソ野郎になっちゃうよ」
「……うん……ねえ、柔太朗…」
「なに?」
「なんてメッセージ送ったらええかなぁ……」
「……一緒に考えようか」
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