日向side
俺は朝の部活が終わったあと教室には入らず
そのまま屋上へと行った。理由は簡単。
教室の中は見てないけどもし居たとしてまた同じことを言われたら、、そう思うと嫌だったから。
俺は屋上のドアを開けて1人風に当たりながら座り、たまたま持っていた手鏡で[笑う]練習をしようと試みた。
「グッ、、ニッ、、駄目だ。全然出来ない。」
俺はふと笑顔の練習を辞めて
自分の今の顔をじっと見てみた
頬にあった切り傷は血が流れてる途中に固まっていて、
口に付いてる絆創膏も剥がれそうになっていた。
「、、今の俺は、醜いな。でも、、何だろ、、
「傷が増えたら[悲しい]ていう気持ちが溢れるからもっと誰かの前で笑顔が出来ない、、だから
そう思うと自分に付いてる今の傷が【快感】に思って来てた。
そう思った次の瞬間、、
突然屋上のドアが思いっきり開いた。
そこに居たのは、、
「、、何しに来たの?」
俺は影山に向かって冷たい言葉を出した。
どうやら俺のことを心配して、傷の事も言って欲しいていう事を話していた。
でも、今の俺じゃそんな事言いたくもない。そう思ってるうちに俺の中に[怒り]が湧いた。
俺は遂に影山に怒鳴り、、
シュッ、、
所々に手鏡のガラスが俺の頬に傷を付けていったのが分かった。でも俺は気にしなかった。
傷なんて俺には
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