「ただいま〜 」
玄関から激低い声が聞こえる。きっと疲れてるんだな〜。
迎えに行ってあげよっと。
「おかえり〜〜!ローレン♡」
謎に気分が良かった僕はノリノリでハートポーズを決めてあげた。玄関で。
ちょっと恥ずかしくなってきたところでローレンの方を見ると、くつの先に手をかけたまま固まっている。
「。。。」
唖然としているようだ。
「へ、へん、だったかな?//」
照れながら僕が聞くと、
「いや、びっくりしただけ。」
と返される。そっかぁ。
靴をぬぎ、コートをかけるローレン。
ダイニングルームに向かって廊下を歩いていく。
すると急にくるっとこちらを向き、
「叶が可愛すぎて」
きらーんと音が出そうなウインクを決めてきた。もう、なんなんこいつ。
「うっっざいなあ!w」
そう言って右腕に抱きつく。
「かっこよすぎてむかつく。」
「やっぱ?常闇のクライノート」
「Hey, it’s amazing.」
「wwwwww、やっぱいいねそれw」
「これ本人やったら意味ないから。」
「本家すぎるwww」
ソファーに二人で座る。
「今日仕事疲れた?」
「んーちょっとね。」
「ローレンそういうの言わないタイプだからさ、心配なる」
「かなかながかわいいから大丈夫よ?俺。元気もらってる」
「ほんと?無理やり合わせてない?」
「んーん!ほんとに元気出るから、叶と話してると。さすが癒し系男子」
「それは、、ギリバカにしてるよね?w」
「あ、バレた?w」
「次からちゃんと疲れたって言っていいからね?僕にも頼って。」
「ん、そーゆーとこ好きだよ」
「僕も頑張ってるローレンが好き」
「俺らラブラブすぎん?」
「それはそう」
熱い夜がはじまりそうな予感がした。
fin
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