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これは二次創作作品です
軍パロ!
ご本人様のご迷惑になることは控えてください
1話完結!!続きはねえ!!!
BLです、
とにかくマナーを気をつけてください
コメ欄伏字お願いします
ワンクッション
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もうすっかり寒くなったwrwr国に、年に一度の「慰問冬祭り」がやってきた。
冬に祭りなんて珍しいと言うかもしれないが、
wrwr国としてはもう随分と前からの伝統行事だ。
兵士も軍医も幹部も、今日だけは武器を置いて、屋台や演奏に紛れて笑っていい日。
今年も祭りは賑わいに溢れていた。
夜に近づくほど賑わいは増し、光る提灯の列が基地の広場をゆらゆら照らす。
そんな中、utは腕まくりして焼きそば屋台を手伝っていた。
「はぁ〜忙し。……でもまあ、楽しいからええか」
鉄板の上で麺がジュウと跳ねる。
utは気分よさげに、いつものクセで鼻歌を歌い始めた。
幹部として、隙は見せない。
普段、幹部の前以外では冷静で、淡々として、どっちかといえば “影の方が似合う” ut。
幹部の前でもたまに甘えるくらいで、しっかりとした性格だった。
だが、今日は提灯の光に照らされて、汗で濡れた前髪さえなんか絵になってて、
そこに柔らかい鼻歌が重なると——軍の仲間たちじゃなくても、つい見惚れるレベルだった。
その歌声に足を止めたやつがひとり。
knだ。
「……なんや、あいつ。歌、うま……」
いつも通り肩の力抜けた、でもどこか隙の見せない歩き方で屋台に近づいてたknは、
気づけば周りの賑やかさも炎の匂いも全部遠のいて、
utの歌声だけがすっと耳に入ってくるような感覚に包まれた。
鉄板を操る横顔も、ちょっと楽しそうに揺れる鼻歌も、
戦場の彼からは想像つかないくらい穏やかで、
気づいたら、knは立ち止まったまま視線を外せなくなっていた。
(お前……誰やねん。いつものutと違いすぎるやろ……)
気づけば胸の奥がザワつく。
戦場で敵を見てもこんなふうにはならないのに。
やがてutが鼻歌を切って、ふっと息をついた。
その瞬間、knは慌てて歩き出し、何事もないように屋台の前へ。
「お、kn。焼きそば食うん?」
「……いや、まぁ。その、たまたま通っただけや」
「ふーん? じゃあ、通ったついでに食ってけば?うまいで?」
そう言って笑うutの声は、鼻歌の余韻が残っててなんか柔らかい。
knはその声がまた胸をくすぐるのが嫌で、少しそっぽを向いた。
でも、ふっと思い出した。
さっき自分が聞き惚れて動けんかった瞬間を。
「……なぁ、ut」
「ん?」
「さっきの……歌。……きれいやったわ」
言った瞬間、自分で自分にびびるほど素直な言葉だった。
utの動きがピタッと止まる。
鉄板の熱気の中、knを振り返ったその目を大きく見開く。
「……は? なんや急に」
「急やない。聞こえてもうたから言っただけや。……悪い?」
「わ、悪ないけど……言い方よ。なんや、不意打ちやん……///」
utは耳の先が真っ赤だった。
あのutがここまで照れてるのを、knは初めて見た。
(…あれ、ut先生ってこんなに…)
そう思った瞬間、心臓の鼓動が少し早くなった。
「ほら、焼きそばできたで。特盛、お前だけ特別に作ったったから」
「……なんでやねん」
「祭りやし……まあ、その……お前が褒めてくれたし?」
utが言いながら視線を逸らす。
提灯の灯りが2人の間を照らして、ゆらゆら揺れる。
夜はすっかり落ちて、空から花火の音がドンと響いた。
その瞬間、knはふっと笑った。
「……お前、ほんまかわええとこあんねんな」
「はぁ!?か、かわええて言うな!///」
「言うわ。だってほんまのことやし」
笑い合う2人の距離が、いつもより少しだけ近かった。
戦場じゃ決して見られない、祭りの夜だけの特別な空気。
その中で、彼らの間に灯った小さな恋の火は、
花火より静かで、でも確かに熱かった
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なんやねんこれ。駄作すぎて草