テラーノベル
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ーー目を覚まし起き上がると、そこは一面に海が
広がった見知らぬ場所にいた。
(……ここは、…どこ?)
と心の中で思っていると
??「…どうしたの?」
と優しい声が後ろから聞こえてきた。
後ろを振り返るとそこには、風になびくさらさら
とした白髪に制帽をかぶり、目に黒い目隠しを
している男性がいた。
「……えっと、」
言葉が出てこずにいると
??「…ここは、どこかって?」
と、まるで、自分が言いたかったことがわかって
いたかのように聞いてきた。
首を小さく縦にふると
??「ただの駅だよ」
…駅だとしても、なんだか自分がわかっている駅
との雰囲気が違っている
??「そして、僕は、ここの駅員」
(…そう、なんだ……)
駅員「……君の名前は覚えているかい?」
「名前?…えっ、とー…」
「……あれ、思い、出せな い…」
駅員「…君も、記憶がないんだね」
(…君「も」?)
駅員「ここに来る人は、だいたいそうだから」
駅員「……ちなみに」
駅員「ここから列車に乗れるけど」
駅員「そのためには、君の乗車券が必要だよ」
「…乗車券、が(ボソッ」
駅員「…これを伝えるのも、僕の役目なんだ」
駅員「乗車券を探しておいで」
駅員「ここで、待っているよ」
「…分かりました」
この、駅から出るには、乗車券が必要らしい
この辺りを探してみよう。
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第1話 完
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くろぬか
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ITOAMA. @ 低浮上
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コメント
1件
第1話、読み終わりました!白髪に制帽、目隠しの駅員さん、すごくミステリアスで一気に引き込まれました。記憶がない主人公に「君も」って言うところが気になりすぎます…。乗車券を探して列車に乗るって、この先どんな世界が広がってるんだろう。続きが待ち遠しいです!