gt愛され

tbur愛され 微🔞

なんでも許せる人向け

『』→つぼ浦

｢｣→つぼ浦以外

つぼ浦視点

｢あれ？なんか､､､｣

サイレンの音が響き渡る森の中。

軍事物資強盗の犯人がこんな森の中まで逃げやがったせいで木に当たりまくって車を横転させてしまった。

俺と隣に乗っていたニトロくんは無事に前線離脱。

まだ何人かの警察は犯人を追っているようだ。

なんせ暇だったもんでほとんどの警察がこの事件に集結している。

横転した車をなんとか起こそうと奮闘している最中にポツリと頬に水滴を感じた。

『おい、もしかして雨か､､､？』

｢やっぱりそうっすよね！？｣

ニトロくんが言う。同じタイミングで同じことを思っていたようだ。

｢おーい！つぼ浦たち大丈夫ー？雨降り始めてるよ｣

キュッと傍に車が止まって中からアオセンが顔を出す。

事故った俺たちの様子を見に来たようだ。

『まあ、まだそんな降ってないし､､､うわ！』

天気とはまったく分からないものだ。

小雨だったのも束の間本格的に雨が降り始めてしまった。

木が沢山生えているおかげでまだ何とかなっているが普通に濡れる。

『おいアオセン！乗せてくれ！』

｢ざんねーん！2人乗りでしたあ｣

そう言いながら助手席からひょこっとカニくんが顔を出す。

『てめぇー！』

｢つぼ浦先輩！いいから早くこの車起こしましょうよ！｣

同じようにずぶ濡れになりつつあるニトロくんが悲痛な声を上げる。

俺はなんか濡れるのも楽しくていいなと思ってるからそんなに焦ってない。

『よし！ニトロくん！カニくんを引きずり下ろせ！』

俺はそう言うと助手席のドアを開けカニくんを引っ張る。

｢ちょ、やめろー！助けてらだお！｣

｢あはは笑｣

アオセンは薄情にも運転席からカニくんのことを押して俺に加担し始める。

『いいぞアオセン！その調子っす！』

いつの間にか土砂降りとなって全身を濡らす雨を無視して完全にお遊びモード。

｢ぎゃー！最悪！｣

なんとか引きずり降ろしたカニくんの体が一瞬にしてびしょ濡れになる。

｢まじでつぼ浦さん許さないっす！｣

カニくんはそう言うと俺に突進してきて相撲が始まる。

森の中＋雨だから転べば泥だらけになること間違いなし。

もう既にサンダルは泥の1部みたいになってるし。

『おいやめろ！ニトロくん！助けてくれ！』

｢もー、何やってるんすかぁ､､､｣

｢オラァ！転べ！｣

『やめろっ！っと不意打ち攻撃っ！』

｢ぎゃー！ちょっとつぼ浦先輩！？！？｣

『助けねえニトロくんが悪いんだ！』

不意打ちでニトロくんを転ばせることに成功した。

泥だらけにびしょ濡れだ。

｢重ね不意打ち！｣

『キャー！！！！！』

甲高い俺の声が鳴ったと思えばいつの間にか尻もちを付いている。

短パンのせいで直接肌が汚れる。

『てめえ！やってくれたな！』

｢残念俺は帰りまーす！｣

そう言うとカニくんはアオセンの隣に乗り込みドアを勢いよく閉めた。

『あ！乗せろ！キャリーすればいいじゃないっすか！』

｢2人は汚れてるからやだ。頑張って歩いて帰ってきな〜｣

アオセンは無慈悲な言葉を吐いてから車を走らせた。

最後に車の勢いで泥が跳ねてきて最悪。

俺とニトロくんは顔を見合わせて途方に暮れるしか無かった。

『よっしゃ着いたぜ！早く風呂に入りたい！』

｢もう！つぼ浦先輩のせいですよ！｣

置いてかれてから歩いて帰るわけはなく心無きの車を盗ん､､､協力の元貸していただいて車で本署まで帰ってきた。

遊んでいる時は良かったが少し時間が経つと泥が気持ち悪いし服がベタつくし寒いしで最悪だ。

早く風呂に入りたくて堪らない。

｢あ、つぼ浦たち帰ってきた。｣

『アオセーン！風呂入りたい！』

｢そう言うと思って地下にお風呂作っておいた。今成瀬が入ってるからあがったら入っておいで。｣

『さすがアオセン！』

本書の地下にちょちょいと風呂を作ってくれたらしい。

この街はハウジングですぐ作れるしすぐ消せるから便利で良い。

俺とニトロくんはどこにも寄ることなく一直線に風呂に向かう。

一室が風呂場になっているようでドアを開けると小さめの脱衣場まで出来ていた。

｢つぼ浦先輩、早めに入ってくださいよ！｣

ニトロくんはそう言うと部屋の前で座り込む。

『あ？そこで待ってんのか？悪いが小一時間は入らせてもらうぜ！』

｢ええ！？じゃあ俺から入らせてください！｣

『いやだ。てか一緒に入ればいいだろ。』

俺はそういいながらもう服を脱ぎ始めている。

｢ちょ、脱ぐならドア閉めてください！｣

『じゃあ早く中に入れ！』

俺は本気で一緒に入ればいいと思ってるのになぜかニトロくんが渋ってる。

なんでだ？

｢ぇえ、でも､､､んー､､､じゃあ失礼します！｣

ニトロくんは覚悟を決めたような顔をして脱衣場に入ってドアを閉めた。

小さめの脱衣場だから男二人だとちょっと狭い。

俺は豪快にニトロくんに当たりながら服を全部脱いだ。

『風呂ー！！！』

俺は勢いよく風呂のドアを開ける。

｢キャー！！！！｣

中でぬくぬく湯船に入っていた誰かが悲鳴をあげる。

カニくんだ。

そういえばまだ入ってるんだった。忘れてたぜ。

､､､まあいっか。

『入らせてもらうぜ！』

｢俺も入らせてもらいます！｣

もう吹っ切れた様な顔をしたニトロくんも一緒に入ってくる。

普通の家の風呂よりは少し大きいくらいの風呂場に男3人。

狭すぎる。

『ちょっと！寒いから先に湯船入らせろ！カニくんはもういいだろ！でてけ！』

｢いやいや！俺もまだ来たばっかりっす！身体洗ってないし！｣

『ええい！』

俺は無視して湯船に入る。

カニくんと同じ方向を向いて上に乗るとカニくんが足を開いてくれたからその間にすっぽりと入ってカニくんを背もたれにする。

包まれてる感じがして割と良い。でも､､､

『せめえな。』

｢こっちのセリフ。｣

肌が思いっきり密着している。

｢もー、俺先に身体洗いますね。｣

ニトロくんがシャワー、俺とカニくんが湯船。

男3人でもなんとか風呂場に収まっている。

｢てかつぼ浦さん肌スベスベっすね｣

カニくんがそう言いながら俺のお腹やら太ももやらを撫でてくる。

『んｯ、おい、くすぐったいんだが』

｢無理やり入ってきたつぼ浦さんが悪いっすよ。｣

『んー、まあそれもそうか､､､』

｢おおー、腹筋キレイ！てかおっぱいでかくね？｣

腹筋を優しくなぞった後に胸を揉み始める。

『あ？男なんだから胸とかないだろ。』

｢いやいや、どエロいですよ。｣

そう言いながら手はいつの間にか太ももの内側に。

股間に触れるか触れないかの所をさすさすと撫でられて少し体がはねる。

『､､､ｯ、やめろっ、くすぐってえ、』

｢本当にくすぐったいだけですか？｣

『なんだよ、ｯ､､､』

｢ほら、ここ､､､｣

｢うおお！！次どっちがシャワー浴びるんすか！！！！！！｣

ニトロくんの遮るような急な大声に肩を震わせる。

『びっっっくりしたぜ､､､』

言っちゃ悪いが完全にニトロくんの存在を忘れていた。

｢､､､じゃ、俺が先身体洗うわ。｣

カニくんが湯船をでて次にニトロくんが入ってくる。

ニトロくんは俺の肌に触れないようにかキュッと端の方で丸まってる。

でもこの体制だと俺がくつろげないからいやだ。

『よし、さっきのカニくんと同じ体制になって！ちゃんとこっちに足伸ばす！』

｢え、でも､､､｣

『ったく！世話のかかるやつだな。』

俺は無理やりニトロくんの足を持って伸ばさせて一瞬で間にすっぽりと入る。

さっきと同じようにニトロくんを背もたれにしてくつろぐ。

｢うぇっ、ちょっと、は、肌が､､､｣

『あ？肌が？』

｢いや､､､なんでもないす。｣

なにか分かんないけどニトロくんは全てを諦めたようだ。

『あ！見ろよニトロくん！ニトロくんの足首にある傷、猫の形に見えねえ？』

｢え？｣

俺は足でニトロくんの足を撫でる。

｢ちょっ！つぼ浦先輩！｣

『なんだ？』

なんか反応が面白いからそのまま足を絡めてみる。

ギュッとニトロくんの足をホールドする。

｢つ、つぼ浦先輩！ほんとに、だめっ、｣

『どうしたんだよニトロくん。』

俺はニトロくんの手を取って自分のお腹にあてがう。

ニトロくんはお腹に触れないように頑張って避けているが俺が思いっきり触らせていく。

『ふっ笑すげーだろ。俺の腹筋。』

｢な、なんでっ、｣

『､､､んｯ?ケツに、なんか触れて､､､』

｢あああ！！俺もう上がります！！！｣

勢いよく立ち上がったニトロくんのせいで俺は体制を崩す。

体制を戻すともうニトロくんはいなかった。

｢あんま生意気なことしてると痛い目合うっすよ。つぼ浦さん。｣

『あ？なにがだ。』

｢俺よりニトロくんの方が激しかった､､､。｣

『なんの話をしてるんださっきから。』

｢もういいっす！俺も上がります！｣

そういうとカニくんを風呂場を出ていってしまった。

なんか一人になったし、なんかのぼせた。

早くシャワー浴びてあがろ。

『はー！いい湯だったぜアオセン！』

俺は犬のように頭を振って水滴を飛ばしながら本署を歩いている。

さっき署長には怒られた。

｢それは良かったけど、随分と楽しいことしてたみたいだね？｣

『楽しいこと？ただ一緒に風呂はいってただけだぜ！』

｢まあいいけど､､､あ、そうだ。つぼ浦髪乾かせて。｣

『お！やってくれんのか！』

｢うん。こっちおいで。｣

アオセンについていって椅子に座る。

アオセンはドライヤーを準備している。

美容院みたいで楽しいな。

｢いくよーん｣

『はーい』

次の瞬間にはドライヤーの音以外聞こえなくなる。

暇だから歌でも歌お。

｢ね､､､らー！､､､える？｣

『あー？なんか言ったかー？？？？』

なんか聞こえた気がしてバカでかい声で聞いてみる。

｢ほんとに聞こえてないの？｣

『おう。』

わざわざドライヤーを切って確認してくる。

そりゃそうだ。耳元であんな爆音、声が聞こえるわけない。

｢ふーん､､､まあいっか。｣

アオセンはそういってからまたドライヤーを開始する。

｢つ､､､ら！｣

『ふんふふ〜ん🎶』

｢す､､､だよ。｣

『えー？なにー？？』

｢な､､､､もない！｣

『はあ？？？』

よく分からんがまあいっか。

アオセンの優しい手に包まれながら俺はまたご機嫌に歌を歌う。

今日はなんだかいい日だな。

読んでくれてありがとうございます！

急なんですが、皆さんってR無しと R有りどっちが好きですか？

Ｒ書くの下手なので、好きなシチュエーションとかあったら教えて欲しいです。

参考にさせて頂きたいです､､､！