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BADEND⚠️注意⚠️嫌な方は戻りなさいっ…
窓のない、防音完備の真っ白な部屋。そこには豪華なソファと、佐久間の手首を繋ぐ細く銀色に光る鎖だけがある。
カチリ、とドアが開く音がして、仕事帰りのスーツ姿の目黒が入ってきた。
目黒(Dom)「ただいま、佐久間くん。今日もいい子で待ってた? 【Command:Greet me with a kiss】(キスで出迎えて)」
佐久間(Sub)「……おかえり、蓮……。……んっ……」
鎖の鳴る音と共に、佐久間は吸い寄せられるように目黒の唇を塞ぐ。
もはや自らの意志ではなく、Commandへの条件反射で身体が動く。
目黒(Dom)「ふふ、可愛い。外はね、みんな佐久間くんを探して騒いでるよ。でも、誰にも見つけられない。ここは俺と君だけの世界だから。……ねえ、【Command:Forget the outside world】(外の世界を忘れろ)」
佐久間の脳裏にあった「仕事」や「仲間」の記憶が、霧がかって消えていく。Domの強力な言霊が、Subの認識を書き換えていく。
佐久間(Sub)「……外……? なに、それ……。俺には、蓮しかいない……。蓮が、俺の全部……」
目黒(Dom)「そうだよ。佐久間くんには、俺の命令と、俺の愛だけがあればいい。……ほら、【Command:Show me your neck】(首筋を見せて)」
目黒は佐久間の項に深く、消えないほどの噛み跡を刻みつけた。
目黒(Dom)「痛い? でも、これが俺たちの絆だよ。……一生、この部屋で俺に飼われてて。【Command:Never think of running away】(逃げることを考えるな)」
佐久間(Sub)「……にげる……? どこに……? 蓮の腕の中が、一番……幸せ……。もっと、もっと縛って……」
佐久間の瞳からは意思が消え、ただ目黒を映すだけの鏡のようになっていく。目黒はその虚ろな瞳に満足げに微笑み、佐久間を抱きしめた。
目黒(Dom)「いい子だね。……じゃあ、今夜は特別なコマンドをあげる。【Command:Exist only for my sake】(俺のためだけに存在しろ)」
佐久間(Sub)「……はい……。俺は、蓮の……お人形……」
二人の時間は、永遠にこの白い部屋の中で止まったまま。