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#fw受け
こ う
21,876
い
236
#knkz
琳埜
45
8,545
ソロライブ当日。
ステージの照明が落ちて、
歓声が一段と大きくなる。
「……ゲスト、呼ぶわ」
「ローレン!」
『お邪魔しまーす』
スポットライトに照らされて、
ローレンがステージに出てくる。
歓声がさらに跳ね上がる。
二人で並んで歌う。
息もぴったり。
曲が終わった瞬間、
会場は拍手と歓声で埋まった。
「ありがとー!」
『ありがとうございました!』
そのままMC。
『いや、緊張した……』
「顔こわばってたぞ」
『そっちが隣にいるからだろ』
「は?俺のせい?」
『そういうことにしとけ』
客席が笑う。
その時。
ローレンが一歩下がって――
『……っ』
足を取られる。
体がぐらついた瞬間。
「危なっ……!」
葛葉が咄嗟に、ローレンの腰を抱いた。
ぐっと引き寄せる。
『……あ』
「……何してんだよ」
一瞬の静寂。
次の瞬間。
\きゃあああああ!!/
\今のなに!?!?/
\尊い!!!/
会場の歓声が爆発する。
『ちょ……葛葉……』
「お前がコケるからだろ……!」
二人とも若干赤い。
「……続けるぞ」
『……はい』
その後のMCは、
二人ともどこかぎこちなかった。
――――――――――――
ライブ後、楽屋。
『……ごめん』
「何が」
『ステージで……』
『ああいうことになって……』
「別に」
『ファン、ざわついてたし……』
「ざわつくのはいつものことだろ」
『でも……』
葛葉はローレンの方を見る。
「心配しすぎ」
「転ばなかっただろ」
『……腰、掴まれた』
「……支えただけだ」
『……びっくりした』
「俺もな」
少し沈黙。
『……でも』
『助かった』
「……ならいい」
ローレンは小さく笑う。
『ライブ』
『楽しかった』
「……また呼ぶわ」
『またコケるかも』
「その時も」
「掴むから問題ねぇ」
『……ずるい言い方』
「事実だろ」
二人は目を合わせて、少し笑った。
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