コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
なんて、あべちゃんのキスを受けながら、昔のことを思い出してたら、俺が集中していないことがわかったのか、少し強めに唇を吸われた
「っんぅ!」
「翔太、何考えてるの?」
「ふぁ、ん、あべちゃんのこと」
「……ふぅん」
「ん、あべちゃ、」
「なぁに?可愛い翔太」
「////す、すき、だよ?」
あべちゃんがこうなってしまうのは、俺からの愛情表現に物足りなさを感じてるからなのかなと思って、雰囲気に流されたフリで好意を口にしてみる
「………」
「あべちゃん?…んっ」
「もっと言ってよ」
「っん!っふ!」
「ねぇ」
「…ん、やぁ、はずかし…」
「ふぅん」
あべちゃんの瞳が色濃くなり、服の隙間から手が入る
(あ、ダメダメ…、とめなきゃ!)
慌てて息継ぎの合間に言葉を紡ぐ
「すき!…っん!すきだから!」
「ん、もっと」
「んぅ、あべちゃん、ん、すきだよ」
「翔太、好き、大好き」
「ふぁ、あん、おれ、も、んぅ」
服の中に入った手の動きがおさまったことにホッとする
ついでに手を握りしめておくと、するっと握り方を変えられて恋人繋ぎで握り返される
(迂闊に刺激したらダメなんだな…)
このモードのあべちゃんにベッドに縺れ込まれたら、それはもう大変なのだ
津波のように襲い来る愛はハグとキスで受け止めるので、俺には手一杯だ