はぁ、はぁ、はぁ
どれくらい走り続けただろうか
足から血が流れ始めていた
追ってきてたヤツらの声も聞こえなくなった
周りを見渡すと沢山の大きな箱のようなものがいっぱいあった
周りに人もいない
自由になった
もうあんな辛い思いも痛い思いも苦しい事も吐き気がすることもない
その瞬間俺たちはずっとずっと泣き続けた
過呼吸になりかけたくらいだ
なんなら少し吐いた
でもこの吐気はまだ楽だったきがする
135(( ’-’ )スゥゥゥ⤴︎︎︎これからどうする?!?!)
俺は多分人生初めて笑顔を見せたかもしれない
246(そうだなぁ!まず名前だなー!)
135(なまえって?)
246(俺たちの番号じゃない俺たちだけのもの俺たちを表す事だ!あいつ、勇次郎…みたいに名前があるんだよ”普通”の人間はさ)
135(…欲しい!)
246(え?)
135(名前が欲しい!あ、そうだ!俺がお前の名前を考えるからお前は俺の名前を…!!)
246(応!いいなそれ)
俺たちはお互いの名前を必死に考えた
今は、夜…246は黒髪だから、影
俺たちは山から降りてきたから、影山!後は鳥!自由に飛べる鳥!影山には自由になって欲しいからぁ
影山飛、…お!影山飛雄がいい!これがいい‼️
俺天才かもしれない
135は太陽みたいだから、日向ぼっこの日向、陽っていうのは入れたいな、日向、陽
あ、しょう!…なんでしょうが出てきたんだろ
まぁ、良いか
日向翔陽、完璧だ!
135(決まったか?)
246(勿論!)
135(一斉に言うぞ!)
せぇーーのぉ!!
日向(良いな!この名前!)
影山(だろ?!じゃあ後は住処…だな!)
日向(そうだな!)
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