⚠️ここからはネタバレ要素多数ありますのでご注意を
各県、ヴィラン、解放軍による襲撃後
更に牢屋から重罪のヴィランが脱獄した。
この2日で____
たくさんの事が____
____
病院にて。
(美姫さん、もっと近く来てください)
『だめだって…まだ火傷とか打撲も痛いでしょ?それに声だって、さっきの外出で大きな声出してまた出なくなっちゃったでしょ?』
(それはだって美姫さんが!)
『体が良くなったらいっぱい触れていいから、
ね?』
私はそう言って座っている椅子から
啓悟くんの頭を撫でてようとするも。
(すみません、よく聞こえません)
と、私を引き寄せギュ〜〜〜っと抱きしめる啓悟くん。
『Siriの真似すんな〜〜?』
(してません)
そう、携帯越しに打つ啓悟くんは目元は笑っていて。
まあ。こんくらいは、いいかと
ふふふ、と私も笑う。
早く治るといいね…
啓悟くんの羽はたくさん燃えてしまったけれどしばらくすればまた生えてくるらしい。
だから啓悟くんの羽はなくならないらしい。
本当によかった。
『また…元気になったら、お空連れてってね…』
私がそう言うと
(それって妊娠してるのに、大丈夫ですか?)
『あ…ほんとだ』
もう、あの開放感が…。
(次は、子供とあなたと3人で一緒に飛びましょう)
啓悟くんがそう、にっこりと笑い言った。
3人で____
ああ、なんて幸せなこれからなんだろう。
啓悟くん大好き。
『そうだね!』
そう言って私は啓悟くんのほっぺに
チュ
とキスをした。
(美姫さん…積極的ですね)
『ふふ、嬉しくって…』
と言うと…
スッ
私の服の中に手を入れてくる啓悟くん。
『あっこら!だめ〜〜!!』
(すみません、よく聞こえません)
『おいSiriの真似しないww』
服の中の手をどかそうと ググッと引っ張る
あ、けど包帯だし…痛いのでは?
あ、、けど、、、、
色々考えてると
手がブラのホックを プチッととる。
『あっだめ〜!!!』
啓悟くんを離そうと肩をトントン痛くない程度に叩いたりしていると…
ガラッ
ジーニスト「ホークス、美姫さん、何か飲み物を…って。
お前ら。夫婦喧嘩か?」