テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#元カレ
まぁ
10,148
芙月みひろ
442
黒歴史つくーる
77
「熟年世代の結婚の、俺の勝手なイメージ。全く悪いイメージでないから、気にしないで」
「あ、うん……」
「樋代に小遣いとか、生活費もくれてんの?その社長サン」
―― へっ!?
思いもよらなかった言葉に、私は口を開いたまま固まる。そして、ブンブンと首を横に振った。
「そっかそっか。デザート、食う?」
徹さんはコンビニで買ったチョコのフィルムを開ける。そして箱まで開けて私の前に置くと、スマホを見た。
「またゆっくりと話そうな。オムライス、ごちそうさま。うまかった。友達からも連絡入っているし行くわ」
―― かけ直す、とも言ってたもんね
「うん、またね」
と見送りに立った私にチュッとキスをしてから、徹さんは帰って行った。
「全部話せて、よかった」
ドアにカギを掛けながら、小さく呟く。この2週間、以前と変わらない様子で、時には以前よりも優しい徹さん。プロポーズまでしてくれた彼に隠し事をしているようで、ずっといつ言おうかと思っていたから、ホッとした。
甘い香りの前に戻ると、新発売チョコの箱を写真に残す。そして
「フフッ……たくさんだ……」
これまでから徹さんがよく買ってくれた限定チョコや新発売チョコの写真のファイルを眺めながら、一粒口に入れた。
―― 幸せ
コメント
3件
聞くだけきいて、食べるだけ食べて、とっとと帰ってく徹。 腹の中でニヤついてるよね?なにを考えてるの? 『ーー幸せ』 ほんとに"そうならば"いい…ね…樋代ちゃん…😔
樋代ちゃん〜疑って〜!!怪しさ満載だよ😱

騙されちゃダメだよ~😣