忠誠を誓う
その数年前__。
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起きたら、知らない所だった
雨が降る中
誰も、俺を見ては見ぬふり
誰も
助けやしない
そりゃ、そうだろうな
こんな、ずぶ濡れの俺
誰も助けようとは思わんだろ…
俺は、15歳だし…
時間は過ぎてゆくだけ…
銀杏の木の下で
ただ座って
晴れるのを待つだけ…
…ははっ…w
アホらし…
…寒いし…寝よ
それに、死ねたら良いし…w
おやすみ。人生…
。
「…」
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…あったかい
なんだ…?
日差しでも急に出たのか…?
…あれ
ni
「どこだ…?ここ…」
ni
「…(きょろきょろ」
見た感じ…国…か
こんな豪華なの…そんくらいだし…
とにかく…どうしよ…
ガチャ
ni
「!?(バッ」
。
「あ、起きていためぅ」
。
「…」
この男の子…即座に臨戦態勢…
。
「雨でずぶ濡れだったからさ…」
ni
「…ぇ」
。
「大丈夫…?」
。
「寒くない…?」
ni
「寒く…ないです…」
。
「そっか!よかっためぅ!」
。
「おーい!遅いよー…って!?」
。
「起きてる!?(爆音」
ni
「キーン…」
。
「うるさいめぅよ…」
。
「あ、ごめん…w」
ni
「?」
ni
「あの…ここ…どこの国ですか…?」
。
「え?どうして国って分かったの…?」
ni
「豪華…すぎるから…?」
。
「…確かに()」
。
「まぁ…ここは」
。
「”wrwrd国”って名前だね」
ni
「wrwrd国!?」
ni
「マジか…」
ni
「そんだけ遠くに捨てられたんか…(ボソッ」
。
「?」
。
「…」
ni
「では…拾ってくださり」
ni
「ありがとうございました…」
ni
「では…」
。
「ちょいちょいちょい?!」
ni
「…?」
。
「どこ行く気?!」
ni
「どこか…」
。
「いやいや!?今雨だよ!?」
。
「そうめぅ!!!」
ni
「?そうですが…」
。
「いやいや?!」
。
「駄目だよ…風邪引いちゃうよ…」
ni
「はい…そうですが…?」
。
「ん〜…」
。
「じゃあ!」
。
「ここの、国に住んでみたら?」
ni
「…は?」