テラーノベル
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「私はね、ルールだから守らなきゃって思ってるわけじゃないんだ。ルールを無視すると誰かに迷惑かけたり危ない目に遭わせたりすることがあるから気をつけなきゃって思うし麗が誰かに迷惑かけたり危ない目に遭わせたりするのが嫌だから、麗にルールを教えるためにも守るようにしてるだけなんだよ。自転車が車両だってことも歩道を通る時には徐行しなきゃダメなのも歩行者優先だってのもベル鳴らして歩行者をどかせようとするのはダメだってことも知らない人が多いじゃん。それは周りの大人が教えてくれなかったからでしょ? 私は子供にそういうこと教えない大人でいたくないんだよ」
「だよねだよね。私もそんな大人になるのイヤ。私が教えないから麗が他人に迷惑かける人になっちゃうのもイヤ」
虹執事
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ねこ
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コメント
1件
うわあ、この会話、すごくいいですね。ルールを「守るべきもの」じゃなくて「誰かを守るためのもの」として教えようとする姿勢に、この親子の価値観がぎゅっと詰まってる感じがします。最後の「私が教えないから」の繰り返しも、責任感と愛が混ざった言葉でじんわりきました。日常のひとコマだけど、育児の本質が詰まってるなあ。