影山がお見舞いに来た次の日の放課後。
菅原さんが俺の病室にお見舞いに来てくれた。
『よっ!日向〜大丈夫か?』
「あ!スガさん!」
菅原さんはいつものようにニコニコしながら入ってきた。
早速丸椅子に腰をかけたかと思うと、次の瞬間菅原さんの表情が曇った。
『今日の朝練で大地から聞いたよ』
『もう、バレー出来ないんだってな』
「、、はい」
「あ、!あの、影山って、、」
俺がそこまで言うと、菅原さんは『あぁ、影山な』と話してくれた。
『影山、日向のこと聞いて相当ショックだったのか、1日元気なかったよ。トスもイマイチで監督に交代するように言われてたし』
それを聞いて後悔した。
やはり影山には誰より先に伝えるべきだったのだろうか。
『他のやつらのこと見返してやろう』
その言葉が頭の中をぐるぐると駆け回る。
「そ、うなんですね、、」
俺はそう返事をするのが精一杯だった。
俺は影山を、、裏切ったのだろうか、?
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