今日も暑い毎日。
夏は、俺が嫌いな季節。
…………でも、今日はいつもとは違う。
片手に持っている食べかけのアイスを持ちながら、とある場所へ向かう。
ザッバーン!
静かな場所に、波が岩場に当たり大きな音が
あたりに響く。
今日で、何もかも、終わらせよう。
こうなったのは、一週間程前の事だった。
ダンッ
父親「あ”あ”ッ!くッそ…!」
思いっきり机に台パンをかます父さん。
父さんは、研究者の仕事をしている。
昔は、優しかった。
……でも、母さんが死んで、性格が一変した。
毎日、”とある計画”をたてていて、
いつも部屋で大体籠っている。
その研究は___________
ある能力者の力で、「世界全てを崩壊させる」
計画。
研究者っていうのももう辞めて、その
能力者を探している。
…………が、恐らくその夢は叶わないだろう。
いや、叶えさせない。
この世界では能力というものが存在する。
そして俺の能力は………
「世界を自由自在に操る能力」
その能力は、世界を作る事も出来るし、
壊す事だって出来る。
しかも、その能力を持った人は俺しか居ない。
父さんは、俺がその能力者だと知ったらどうなるんだろうか。
……まぁ、考えるよりは、先に行動するか。
rbr「…………」
手に持っていたアイスは食べ終わり、静かに
崖の下を見る。
rbr「…ッ………」
願ってしまう。
彼奴らと、もっと生きたかったなって。
それでも、後悔は、無いんや。
rbr「ザッ…」
1歩前へ足を踏み出す。
…その瞬間。
体が前へ倒れる。
そして。
数秒間宙を舞う。
zm「ロボロ!」
rbr「ん?何や?ゾム」
zm「俺ら、これからもずっと一緒な!」
「相棒!」
rbr「!……おん!」
ッ……
今頃になって、走馬灯ってやつが頭に流れ込む。
ザブーン!
ブクブク…
そのまま、深海に沈んで行く。
rbr「ッ…………」
やっぱ死ぬのって、
少しだけ、怖いわ…(笑)
そして俺は、目を閉じた_________。
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