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ハカ「…助けに?」
ふう「えぇ、貴方…何かあるんでしょう?」
今思えばこの言い方
なんか違う気がした、それでも
ハカは明るく言ってくれた
ハカ「てことは…友達になってくれるの?!」
そういうハカの目はとてもキラキラしていて
眩しくて、でもどこか冷たかった
そして私は迷わず言った
ふう「えぇ、勿論…貴方の助けになるなら」
ふう「友達になりましょう」
そう、ただの仕事のように冷たく言う
私とは反対にハカは
ハカ「ほんとッ?!」
ハカ「あ、私はハカっ! よろしくねふう!」
私の手を取り嬉しそうに言う
それとは反対に私は冷たく
ふう「えぇ、よろしく」
ハカ「そんなに固くならないで〜」
ハカ「ほーら、もっと気楽にっ!ね!」
ふう「…う、うん!」
ハカ「よし!」
それでもハカは、優しく
あたたかく言ってくれて
私の冷たいものは晴れていった
それから私はハカと過ごすようになっていった
ハカ「ふう!」
そう呼ぶ声は毎回元気で明るくて
何かあるというのを忘れさせるくらいだった
ハカ「ふう、私ねなんか病気みたい」
ハカ「だから、皆離れていっちゃうの」
ハカ「気持ち悪いーって」
ハカ「でも、でもさ、その病気が治れば」
ハカ「皆、友達になってくれるよね!」
ハカは毎回そういう、元気だけど
冷たくて、でもまだ大丈夫だって思えてる
ように、そんなふうに毎回喋る
ふう「うん、きっと…友達になってくれるよ!」
私はそういった
でも、今思えば無責任…だったの、かな
ある日
私が神様に呼ばれた日
ハカはいつもの病室の真ん中に
ボロボロの姿で座り込んでいた
ふ う「戻った…よ…」
ふう「…ハ……カ…?」