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−−−−−日帝視点−−−−−
先程から皆忙しいな…
話を遮ったり軽い口喧嘩をしたり黙ったり。
だが、スターの言う「誰でも殺して良い」
というのは少し意味…いや、意図が解らない。
一体何のためにそんな物騒なルールを作る
必要があるのか全く理解できない。
それも先程リリーが言った「そのうち解る」
の中に含まれているのだろうか。
そんな取り留めのないことを考えていると、
血の付着したパーカーを着ている
随分と痩せた高身長な男がため息混じりに言った。
「要するに鍵を 〆切までに探せっつー事だな?」
随分と省略されているが、そんなところだろう。
すると、スターがお決まりの笑顔を見せた。
「ちゃんとボクタチノコトヲ開放してからね」
…?
スターがそう言うと、待ってましたと
言わんばかりに海王星が前に啜り出た。
「ええ、それでは御部屋を用意させて
頂きましたのでそちらへご案内致します。
私のあとに続いてきて下さい。」
私達は言われるがまま海王星の後ろを歩く。
道中、見たこともない絵画やオブジェがあり
とても気味が悪かった。
案内されたのはホテルの一番奥。
左右に部屋が交互に配置されていた。
「ここには部屋が五つしかありませんので
二人ずつでお願いします。では、私はこれで。」
−−−−−???視点−−−−−
おーおー。大変やねぇ。
てきとーやなあ、運営も。
…オレの名前、なんか化けてる?…
あ、ちゃうわ、ハテナになっとるわ。
オレの名前、???なんかやない!
ちゃんとした名前あるからな!
あ、おまいらの中にはわかるやつおるやろ。
まあ、ここではちょいと伏せようや。
オレとの約束やで?
もし、破ったときは……
…………………
へへ、殺るわけないやんけ。
別にオレのこと言っても大丈夫よ。
自由にせえ。
おっと…話が逸れたな。すまん。
ここ…というかオレは あんま喋ったら
あかんのやけど…
_でもまぁ、オレよりかはマシやんな。
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