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海の紅月くらげさん
青い子
172
麗太
これは少年少女が復讐をする物語。
「いらっしゃいませ〜、何名様ですか?」
「1人です。」
「1名様ですね。お好きな席にお座り下さい。」
私は1番端っこにある席に座った。メニューを手に取り、私が食べたかった物を探した。
(あった!これ前から気になってたんだよね〜。)
「すみませ〜ん。」
と、私は店員さんに声を掛けた。
「はい。ご注文はお決まりですか?」
と、店員さんがすぐに駆けつけに来てくれた。
「『四葉のメロンソーダ 』と『スノードロップパンケーキ』をください。」
「四葉のメロンソーダとスノードロップパンケーキですね、かしこまりました。」
楽しみだな〜。それにしても、お客さん私以外誰もいないな。
1週間に2、3回行っているお店だが何回行ってもお客さんが私以外誰1人いないのだ。
ここのお店、どれも美味しいのに。
ちなみにここのお店は『クローバーレストラン』という。 お店の看板には四葉のクローバーの絵が描かれている。 なぜ、クローバーなのかはわからない。
はぁ、麻紀(まき)を誘ったけど、
「あの店はちょっと…。」
って言ってたしな〜。
「お待たせしました、四葉のメロンソーダとスノードロップパンケーキです。ではごゆっくりどうぞ。」
そう考えているうちに頼んでいたものが来た。
わぁ!美味しそう!いっただっきまーす。
私はパンケーキを1口、口いっぱいに頬張ると、
「うんまぁ〜♡」
ほっぺが落っこちそうなくらい美味しかった。
もう〜こんなに美味しいのに、誰も来ないなんて勿体ないよ〜。
次は四葉のメロンソーダを1口飲んでみる。
お、美味しい!
口の中でシュワシュワと弾けるこの刺激!
最高としか言えない!
私はまた1口、もう1口と口に運んだ。
そしてようやく食べ終わる頃、
「うっ!」
突然呼吸がしずらくなってしまったのだ。
「は、はぁっ。」
苦しい
どうして?どうして苦しいの?
「お客様!大丈夫ですか!?これ、お水です!」
私は店員さんからもらったお水を勢いよく飲んだ。
それでも息苦しさは治まらなくて、
「ぐっ、はっ、はっ。」
逆に息苦しさが増したような気がした。
「なん、で….。」
「ふふっ。」
そのとき、誰かの笑い声がした。
「え…?」
「ふっふふ、はは、あははははは!」
笑う声の先にはお水をくれた店員さんがいた。
さっきまでずっと笑顔を絶やさなかった店員さんが狂ったように笑いだしたのだ。
「はははっ、はぁ〜笑いすぎてお腹が痛い。」
「ど、して。」
笑っているの?
「ねぇ、知ってる?スノードロップと四葉の花言葉。」
「希望、と、約束…?」
「正解。まだあるわ。」
「?」
「スノードロップは『あなたの死を望みます』四葉は『復讐』。パンケーキとメロンソーダには毒が入っていたのよ。」
「な、んで…..。」
「それは…、あら?もう死んじゃったわね。地下まで運ばないと。」
「う〜た〜ちゃん、やっほ〜。」
「百合(ゆり)、いつのまにそこにいたの?」
「う〜ん、萌祢(もね)がこの子に水をあげた所からかな?」
「そんな前からいたのね。存在感なさすぎて気づかなかった。」
「ひどいな〜。あ、そういえば、花人(はなびと)に新人が入ったんだよな?」
萌祢「ああ、そうそう。私達と同じ高校にいて、2人とも私達の先輩よ。」
百合「どんな人達なのか楽しみだな。」
萌祢「ええ、そうね。」
〜つづく〜