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青「はぁ...」
アニキに買い出しを任された。
ついでについでにとほとけはしょにだにお菓子やスイーツやら...。
重い紙袋を持ちながら歩く。
青「重いもの持っとると不幸なこと起きんよな...」
前だってそうだ。
教科書を自分の部屋に運んでいたら、魔神が攻め込んできた。
まぁ間一髪?助かったけど。
青「嫌やわぁ...」
ガチャッ
青「ただいま〜...」
黒「声が小さいっ!もう一回!」
青「ただいまー」
黒「もっと!」
青「た、ただいまーっ」
黒「もっともっともっと!」
青「ただいまーっ!!!」
黒「ええやろう、通したる!」
青「なんやこれ...」
黒「んっはは、wじょーだん。よぉ買ってきてくれたわ。(撫」
青「ガキんちょ扱いすんな」
黒「まだガキだろ、」
青「違う、」
黒「まぁ、年齢は勝てるも何もないからな!お前が悪いっw」
青「悪いとかないやろ、w」
黒「...そやな、」
黒「んじゃ、今日はアニキ特製オムライスやでっ!準備手伝ってや!」
青「お、オムライス...」
黒「嬉しいんやろ、?」
青「はっ!...う、嬉しくなんか無いっ!」
黒「可愛いとこもあんねんな〜」
青「可愛くねぇっ!!」
夕飯
水「ふぁ〜っ!アニキのオムライスちょーおいしいっ!また作ってね!」
赤「ポテトっ!ポテトは?」
黒「はいはい、作っといたで!」
赤「んま〜っ!!✨」
桃「...騒がしいね、w」
青「ほんまに、モグモグ」
桃「って言っときながら混ざりたい感じ?」
青「は?ちゃうし、」
桃「嘘つけーっ!w」
青「違う言うとるだろ!」
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青「はーっ...ボフッ」
今日もつかれた。
こき使われて、いじられて。
けど、
青「...嫌じゃない、かな...」
青「嫌いじゃないよ、お前ら。」
青「おやすみ...すぅ、すぅ...」
桃「...可愛いじゃんっ!!!」
↑覗いてた人
翌朝
青「んん...ふぁぁ...」
ヴーヴー(サイレンの音
青「え、何...」
敵国が攻めてきた模様。直ちに避難せよ。
ヴーヴー
青「えぇ...!?」
バァンッ
白「まろちゃんっ!」
青「あ、おん。言わなくても分かっとる。」
白「ちゃうっ、そーやないっ!」
青「???」
白「敵国が侵入してきたんやない、!僕達の正体がバレた!!」
青「!?」
白「早く、逃げろっ!」
青「は?俺だって戦える!!」
白「...今、ないちゃんは外に出て警備隊と戦ってる。」
青「ないこが...?」
白「僕以外、全員もうここにはおらへんの。」
青「じゃあ俺だってなにか役に立てることくらいしないと!!」
白「だからな、まろちゃんには逃げてほしい。」
青「そ、そんなっ!...無理やよ、」
白「出来る、信じとる。」
青「むりむりっ、!一人、また...一人?」
白「すぐ戻る、大丈夫。」
ぎゅうっ
青「!!」
白「逃げろ、屋敷内に入ってきた。足止めしておく。」
青「っ...」
ダッッ
白「、...んふ、w」
たくましくなったもんやな、
白「っし、この初兎様にかかればどんな敵もぱっぱらぱーよっ!!」
青「...みんな、...」
燃えている屋敷。
周りにはたくさんの警備隊と軍人。
青「逃げるって、どこに...」
やっぱし...臆病者だ、
グォォォォッッ!!!
青「!?」
ヴーヴー
魔神が召喚されました。
魔神が召喚されました。
逃げてください
逃げてくだs
バリィィィン
鳴り響いていたサイレンも壊される。
暴れまわる魔神。
青「ぁ...」
子供が瓦礫の下に、下敷き。
そこにもう一人の子供、弟だろうか。泣き叫んで、何度も呼ぶ。
「お兄ちゃん」と。
青「に、にげなきゃ...」
構ってる暇なんて、
弟「にーちゃっ、!ポロポロにーちゃん”っポロポロ」
青「...っ、」
心が痛い。
青「...あ!」
上から魔神の腕が降ってくる。
このままじゃ、...
青「っ、!」
走り出した瞬間、
俺はやっと分かった。
青「危ないっ!!」
瓦礫を懸命によけて、子供を引きずり出す。
兄の息もある。
青「よい...しょっ、!行くで...」
弟「兄ちゃんは?助かるの?」
青「俺んとこの魔法使いが治してくれる。」
弟「ほ、ほんと!?」
青「おん、だから今は逃げるで!」
青「っあ”...」
瓦礫に挟まった足が抜けない。
青「ふぬぬ...っ、」
青「んわわっ!?」
勢いよく抜けたため、体勢を崩す。
青「ご、ごめん...怪我はない?」
弟「うん、大丈夫...あ...」
弟「お兄さん、魔神の腕が...」
青「ま、まだ間に合う!」
弟「もう無理だ...っ、」
子どもたちをかばうように抱く。
この子達だけでも、生きて。
青「ギュッ(目をつぶる」
バキィィン!!
青「へ?...」
桃「なんで俺の仲間に手ぇ出してんだよ、」
青「な、ないこっ!」
彼の背中が大きく見える。
桃「アニキっ!りうらっ!」
黒「おうっ!任せときっ!」
バァァァン
赤「よい...しょっ!!!」
ドゴォォォン
魔神「ウァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
魔神がパラパラと消える。
水「...シュタッ(着地する」
白「まだ居る?」
赤「わかんないっ!w」
桃「...まろ、大丈夫?」
青「ぁ、...ぅ...」
今まで、守られたことなんてなかった。
ただ一方的な暴行。
味方になってくれない友達。
親でさえ、愛なんてくれんかった。
今、分かった。
俺の生きたいと思った瞬間。
青「ま”もってくれて、ありがとぉ”ッッポロポロ」
今まで彼らに見せなかった涙も、
大粒に流れてとまらない。
弟「お兄さん?」
青「ふ”ぁぁぁあぁあ”っポロポロ」
桃「よしよし、」
赤「その子供二人はりうらが預かるよ。ないくんはまろのこと褒めといて、」
桃「りょーかい、w」
桃side
青「ひぐっ、ふ”ぁぁっポロポロ」
桃「いいよ、泣きたいだけ泣きな。」
青「ぐすっ、ポロポロ」
桃「よかったね〜、まろは生きてていいんだよ?」
青「ん、よかったね〜...\\」
桃「!?!?!?」
で、デレ期!?
青「んふふ、ないこ...好きぃ...\\」
桃「ちょ、あの...えっと...」
ぎゅーーっ
青「ん...ウトウト」
桃「ふ、w寝たいなら寝たら?」
青「そーする...おやしゅみ...すぴぃ、」
桃「はぁぁぁぁぁ...\\」
赤side
水「って、気付いてなかったけどいふくんが持ってる子、傷すごくない?今治すよ。」
パァァァァァ
兄「...ん、パチッ」
弟「にーちゃっ!」
兄「あ、...〇〇...」
弟「にーちゃんっ!!」
兄「んわっ、ちょ!w」
赤「一件落着かな?」
黒「そやないな...まだ追手がおる。」
白「んじゃ、家戻るかーっ!」
水「どうする初兎ちゃん、証拠隠滅魔法か、記憶消去魔法!!」
白「えー...気分的に記憶消去!」
水「おっけ!おーいないちゃんっ!帰るよー!!」
桃「あ、はぁい!」
黒「泣き疲れ?」
桃「そうっぽい、...よく頑張った」
黒「それでも姫様抱っこはないやろ、w」
桃「えー、別によくなぁい??☆」
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すっごい変なところで切りましたね。
あ、まだまだ続きますよ?大丈夫です。
では、ばいちゃ〜。
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