開けたのは伊藤 結奈だった。
私を見ると直ぐに
ユイナ「あ〜!美樹ちゃん!こんにちはっ」
そう私の手を握ってまたブンブンと振る。
『あーえっと、こんにちは…?』
あー苦手だ、この子のキャピキャピしたテンション。
ユイナ「先日はごめんね…彼氏の白布くんに告白なんかしようとして…」
あ、謝りに来たんだ?
ユイナ「あの、今日は美樹ちゃんに用事というか…」
『えっと…なに?』
ユイナ「今日から一緒にお弁当食べたいと思って誘いに来たんだ!!友達になったでしょ!!私たち!!」
と……ともだち!?
りっこ「あんた、この子と友達だったっけ?」
えっあれ以来話したことないんだが……あせあせ
えっとこの子は話せば人類皆友達!みたいな
コミュ力お化けのお方でしょうかね、、?
『えっとあの……』
いやほんと心許してる人以外と一緒にいるのきついんだが……
ユイナ「この前握手交わしたじゃん〜
忘れちゃったの〜 美樹ちゃん〜」
アクシュ?
ああ〜……
あの時の……
あれで友達……になったのか、私たち。
あーーー。
『ごめんだけど、今日は今からお兄ちゃん達のところ行ってお弁当交換しないといけないの』
だから今度ね、
というか……きついってほんと
りっこ「……てわけでごめんね、結奈ちゃん」
りっこが話を終わらせてくれた!
ありがたやー。
伊藤結奈ちゃんの隣を通り過ぎようとする。
そしたら腕を掴まれて
ユイナ「待って!」
ん?
ユイナ「私もついて行っていい!?」
なんでーーーーーーー。
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