憧れない恋

前回僕は失恋してしまった。

まさかバレるなんて思わなかった。

だが何故か彼女は僕に「おはよう」

と言ってきた。

？なんで？僕が君のこと好きって知ってんでしょ？

じゃあ嫌われんじゃん。あん？

そう思いながら一応交流を続けた。

いつも通り、あいさつ、そして笑顔、そして優しさを意識し、

いつも通り過ごした。

休み時間は暇になった。

自席でぼーっとしていると

後ろらへんで女子組が何か言っていた

どうせ「次の授業松原やーん災厄ー」

だろ？知ってるよ。

そう思ってるとゆあさんが

「恒星くん」って言ってるのが薄く聞こえた。

なんのことかわからんがまあトイレ行こ。

そう思ってると立ち、ふっと女子どもを見ると何故か

少し焦っていた。

僕を見ている。

なんかわからんが僕が邪魔か、どきますよはいはい。