結構書いていた下書きが消えました。今回は久々の10000字以上書けそうだったのですが…まあ自業自得ですがね。
・短い
・基本的にLatteさん視点で進みます(私が視点変わるような小説書くの苦手なので…かなりおかしいと思いますが目を瞑って頂くとありがたいです)
・展開が早すぎ、説明少なすぎて場面がわかりずらい、終わりが無茶苦茶。の三段構えです
・語彙力がない
・誤字脱字あるかもですが、生暖かい目で見ていただけると幸いです
・めめ村メンバーが当たり前のようにシェアハウスしています
何故家から出てしまったのだろうか。数十分前の自分を殴りたい。出来る事ならば時を戻して絶対に行くなと忠告したい。
鬱陶しいほどに眩しい太陽、汗が止まらないような気温、見たことないくらい多すぎる人。こんな夏に外にでるべきではなかったのだ。外がここまで魔境とは…まあいい。さっさと用事を済ませ、早く帰って涼しい部屋の中で買ってきた美味しいアイスでも食べながら優雅に編集を再開しよう。
何故私がこうなったか?それは数十分前…
「ねーLatteさんやー」
手を団扇のようにパタパタしながらありえないくらいの汗をかいているれいまりさんに声をかけられる。
こちとら貴方と違って暑い中扇風機一つで編集してるんだぞ?そんなこと言う暇があれば編集しなさいよお主…
面倒くさい事を押し付けられそうだからとりあえず無視してやる。編集しなさいという意味も込めて。
だが流石れいまりさんと言うべきかしつこくこちらに話しかけてくる。それにしてもうるさいぞお主…しょうがあるまい。このLatteチャンネルが一つ、返事を返してあげましょうかね。
「はーいはい。なんですか」
「あ、やっと返事もらえた。無視しないでくださいよー」
「そんな事言っている暇があるなら編集しなさい」
うげ…なんて言っているがお構いなしにアイコンタクトで編集しろというのを送ってみる。
「あ、そうそう」と急に思い出したかのように先程言おうと思っていたことを私に告げる。
悪寒がしたがとりあえず聞いてやろう。そう、これでこそLatteチャンネルってものよ。
「なんですか?」
「Latteさんおつかい行ってくれません?」
「は?」
は?おつかい?要するにパシリって事ですか??????何を言っているのだこやつは???????
年上に対してパシれと?それが年上に対する態度なのかお主は???????
あ、ちなみに普段温厚すぎるLatteチャンネルはそんなことで怒りはしませんからね?この暑さのせいで頭に血が上ってしまっただけですからね?勘違いしないでくださいね?…って誰に言っているのだ私は…
空気を読まないれいまりはこう続ける
「行ってくださいよ~今レイラーさんも行ってたんですけど帰ってこないんですよ」
「いや帰ってこないなら捜しに行けよ…」
思わずツッコんでしまった。人探しですら人に任せるのかこの人は…
お願いします~!と年下恒例のうるうるとした目で頼んできた。何故このLatteチャンネルにそんなものが効くと思っているのか…浅はかよ…(ひなにい)
まあひなにいの真似なんかしてないでここは一つ、年上の余裕ってもんを見せてやりますか。まあ実際は編集の息抜きしたいというのが本音なのだが。それにレイラーチャンネルもちゃっかり巻き込まれているし…てか毎回不憫よなレイラーチャンネル…可哀そうだからついでに捜しに行ってあげますか。
「しょーがないなぁ…行ってあげますよこのLatteチャンネルが!」
「いやぁ~流石美大さんですよ。あ、どうぞ。これメモです。お財布は…まあ十中八九レイラーさんが持っているはずですよ」
という経緯で私は今ここにいる。あの時無理やりにでもれいまりに押し付けておけばよかった。
まあ悔やんでも現実の世界では時間は戻らないし戻せない。出来る限り急ごうか。
あーそういえばレイラーチャンネルの件もあるのか。尚更急がなくては。
出来るだけ早い足取りでスーパーへ向かう。かなり早歩きだったのか汗がだばだばと出で止まらない。
あーもう鬱陶しい。帰ったら風呂にも入らなければならないではないか。
もっと早く歩かなければ。早く。早く…………あれ?こんな遠かったっけ。
視界がぐわんと揺れる、眩暈というやつか。体がふらっと揺れる。極めつけは謎の脱力感に襲われる。
これはあれか、夏によくある熱中症か。……ん?熱中症…?あれこれ私やばい?
あと脱水症状ってやつもあるんだと思うが。はぁ…流石に最強無敵のLatteチャンネルでも流石に熱中症には勝てぬよ…
ゆっくりと目蓋が閉じていく。まあでも人通りが多いこの道だ、救急車くらいは読んでもらえるだろう。熱中症で頭が回らずず、そんなふわーっとした思考で目を閉じる
「…い。おーい!」
聞きなれた、誰かの声が聞こえてくる。私を起こすかのように私の頬をぺしぺし叩きながら。
うるさいですね…こちとらすやすやと気持ちよく眠っていたのですが…
だが、聞こえているのにわざと起きないのは流石の私でも感心はしない。
ゆっくりと目を開けて体を起こす。まだ視界がぼやーっとしているが目の前にいる人物くらいは分かる。
つやつやとした白い髪に結ばれたよく目立つ短めのツインテールに、きらりと光る水色の目。髪についている黄緑色の小さいリボン。
笑顔が良く似合う彼女、レイラーさんだ。私が起きたことを確認し、とりあえず生きていてよかったという安堵の表情が見える。私は助けてもらってしまったのか…レイラーさんに借りができてしまった。
てかここは…?目の前にはぽかぽかした日差し、夏になりふかふかとした芝生。それに子供たちがきゃっきゃっと遊具であそんでいる。
私が起きた場所はおそらくめめ村ハウスから一番近い公園だろう。そもそもなぜレイラーさんがここにいるのだろうか?
頭に浮かんだ疑問をそのままレイラーさんへ伝える。そうすると彼女はへらへらとした笑顔で道に迷ってしまったと答えている。そもそもめめ村ハウスから一番近いスーパーへ行くだけなのに道に迷うだろうか?…そういえばこの人全然外出て無かったな。まあなら道に迷うのも致し方なしだろう。
「遅れましたけどありがとうございますね」
「あ、いえ!困ったらお互い様ですし!てかLatteさんも素直にお礼なんて言うんですね…意外…」
おいなんか今余計な一言聞こえたぞ。このLatteチャンネルにできないことなどないと幼稚園か小学校で習わなかったのか…
レイラーさんから冷たいペットボトルの水を貰って水分補給をし、その冷たいペットボトルをおでこにあてる。
冷たくて気持ちがよい。これでこそ生を感じる…ずっとこうしていたい…
表情が緩んだ私を見ながらレイラーさんは
「あ、というか私れいまりさんにおつかい頼まれたんですけど…まあ先程言ったように迷子になってしまったのでLatteさんにスーパーまで案内してほしくて…」
「でしょうね。まあ私もれいまりさんにパシられていたところなんですよ。ついでにレイラーさん捜しも。目的は同じですしね、案内しますよ」
ぱぁぁぁと表情が明るくなったのが分かる。相変わらずよくも悪くも分かりやすく単純だなこの人は。
先程の疲労から解放されて足取りが軽くなる。はやく行って帰りたいというのは変わらないが、久々に寄り道をしてみたくなってしまった。思えばこうしてレイラーさんと歩くことなんてないしな…たまにはいいだろう。
いつもならばすぐ着くはずのスーパー、だが今日はかなり時間がかかってしまったような気がする。
自動ドアを超えるとすうーっと涼しい風が私に向かって吹いてくる。やっぱりスーパーは冷房がしっかりと効いていて最高だ。まあ…逆に言えば冬は少し寒くなるのだが。
私の隣では、涼しぃ…とレイラーさんはしばらくそこに立ち止まって風を感じている。
段々この温度に慣れてきたのでカゴとカートを取ってメモを頼りにお目当ての商品コーナーへ行く。
どうやらレイラーさんはメモを貰っていなかったようで私がメモを出した途端、まるでレアポケモンを見るかのような目で私が出したメモを見ていたのだが、なぜれいまりさんはレイラーさんへメモを渡さなかったのか?仮に道に迷ってなかったとしてもお目当てのものが分からず詰んでいたではないか…
パシられ、メモも貰えず、挙句の果てには道に迷った、の三段構えだ。これは誰だって同情すざるを得ないだろう。
ここまで不憫だと流石に可愛そうに思えてきた。今度私イチオシの猫カフェにでも連れて行ってやろうか、私の奢りで。
まあそんなこと今はどうでもいい。早く帰らないとパシったくせに文句を言われる羽目になるだろう。幸い、現在は14時15分前後だ。大体17時前までに帰れば夕ご飯には確実に間に合う。ついでにアイス食べて帰りたいからとっとと買い物は終わらせよう。
メモの内容を見るに今日の夕ご飯は蕎麦だろうか?ざるそば…いや、普通に冷たいめんつゆに蕎麦の麺をいれるだけかもしれない。今日の夕ご飯担当は確かガンマスさんだっただろうか?ガンマスさんに火を使わせると大惨事になるが、ガンマスさんは火を使わない料理に関してはプロと言っても過言ではないくらい美味しいものが出来ることで有名らしい。(八幡さん情報)
いやほとんどの料理は火を使うのだが…やはり読めないなガンマス…
レイラーさんにメモの内容を共有し、分担して探すこととなった。
私の担当はお惣菜類と調味料。具体的には天ぷらやめんつゆなど。行ったことはあるとはいえ、ここ結構広いんだよなぁ…
よくiemonさんがここのスーパーに買いに来ているって聞いたことがあったような気がしたから行く前に本人に聞くべきだったと現在進行形で後悔している。
だが分からなかったら店員さんに聞けばいいし、看板などもあるからそれも参考にすればいい。とりあえず一番近そうな総菜コーナーから行くか…店内にぶら下がっている看板を頼りに総菜コーナーへと足を進めた。
視点変更
どうしようか…ここでも迷ってしまった…Latteさんも見失ってしまったし、口頭でしか伝えらていなかっから正直何をもっていけばいいのかの記憶がかなり曖昧なんだよな…正直勘で持って行ったとてLatteさんに呆れられるだろうし…
あ、そういえば今日の夕ご飯は蕎麦みたいな事言っていたな…とりあえず蕎麦の麺でもをもっていけばいいだろう。
間違っていたらいつもみたいに罵倒されるに違いない。別に日常茶飯事だから今更気にしないが。
店員さんに聞いてみるかぁ…ここ本当に行ったことないし、そもそもここまでの道のりですら迷ってしまっているしでもう本当に今日はついていない。
店員さんを探しに行くべく、周りをぶらぶらすることにした。
視点変更
よし、大体の物はカゴに入れ終わった。あとはレイラーチャンネルを待つだけ…だが…
正直、あのレイラーチャンネルは絶対違うものを持ってくると確信している。そんな風に思うのならレイラーチャンネルにメモを持たせればよかったか?うーん…まあ悔やんでも仕方あるまい。信じて待ってみよう。
その辺の商品を見ながら適当に歩き回る。なんだかまだ昼時なのにお腹が空いてきた気がする。でもここで食べてしまったら夕ご飯は確実に食べられなくなるだろう。そうなると流石にメンバー達から呆れられるだろう。いや「呆れられる」レベルで済む話か?首をぶんぶんと振って考えを改める。
というかレイラーチャンネル遅くないか?流石に迷っていたとしても、私がカゴに入れ終わってから10分は経っている。ここまで遅いとなにかしらハプニングがあったのではないかと心配になってくる。そうだな…迷子センター…は流石に違うかぁ…レイラーチャンネルは成人済みのしっかりとした大人だ。迷子センターには絶対いない。なんだかんだレイラーさんはこういうところは真面目なんだよなぁ…意地でも自分の力で達成しようとするし…まあ努力家ともいえるが。
それにしても遅い。結構待っている気がするのだが…
とそんなことを考えていたらどこからともなくレイラーさんの声が聞こえてきた。はぁ…やっとk…おい待て。手に持っている物が一つしかないぞ??見間違いかもしれない。もう一度目を細めて見てみるが、変わらない。これは確実にやっている。
「Latteさn…「レイラーさん…手に持っている物が一つだけなのは私の幻覚ですか?」
「う゛…」
レイラーさんの顔が段々青くなっていく。間違えていたことに気付いたのだろう。やれやれですよ…
まあしっかりと伝えなかった私の責任でもあるし、今回は別に咎めるつもりはない。それに助けてもらったし。
レイラーさんに任せたのは今レイラーさんが持っている蕎麦の麺と日用品等だった。日用品が売ってあるところの近くに麺類の売り場があったからその配置にしたのだが。ついでに私とレイラーさんの分のアイス買って帰り道食べるか。
レイラーさんに私の責任でもあるしあんまり落ち込まないでくださいと言い、一緒に商品売り場まで行く。
いつもの私なら多分こんな事言わないだろうと判断したのかものすごく困惑した顔でこちらを見ている。なんだろう…この虚しい気持ちは…ま、まあまあ!そんなのどうでもいいんですよ!そう!それにレイラーさんも私が凄いと感じたに違いない!(?)そうそう!このLatteチャンネルがそんな風に見られることは絶対にないのです!
そう自分の心を落ち着かせて少し早い足取りで商品コーナーへ向かう。やっっっとお目当ての商品コーナーまでありつけた。
とっとと日用品カゴに入れてアイス買ってお会計しちゃいましょうか。
えっと…あれシャンプー?足りなくなってたか…?というか種類の表記がやけに大きいなぁ…これ私が毎回使っている物ではないし…レイラーさんにも聞いてみたけど、首を横に振って否定していたから多分違うんだろう。シャンプーの種類とか考えたことなかったなぁ…髪が長いめめさんやガンマスさんあたりか?いやでも……まあ考えるだけ無駄か。
メモに書いてある種類のシャンプーをカゴにいれ、もう一つの日用品である歯ブラシを探しに行く。
これは人数分か。それぞれのクルーの色でいいだろうか?まあ文句言われたらしっかり書けって言っておきますか。
今回は買うもの少なかったな。まあそちらの方がこちらとしては好都合だが。
よーし!お待ちかねのアイスお選びタイムですよ!いやー何にしましょうか~!私は甘いのを好んで食べないのでやっぱり抹茶かなぁ~あ、でもほんのりビターのチョコアイスでもいいかもしれない!
ルンルンと先程とは打って変わって軽い足取りで冷凍食品のコーナーまで向かう。レイラーさんには伝えていなかったからどこにいくのだろうか?と疑問に思いながらもピク〇ンのようについてくる。
冷凍食品コーナーに着いた途端、少し肌寒くなる。夏と言えど冷凍食品コーナーは少し寒い。でもいまはこれくらい肌寒いのが丁度よい。早速アイスが並んでいるところに行く。
様々なアイスの品揃え、美味しそうなアイスのパッケージ。食べなくても分かる、これらのアイスはは間違いなく美味しい。
ちらっとレイラーさんの方を見たが、美味しそうなアイスに目を取られているようだ。この人は本当に成人しているのだろうか?そういう風に思ってしまうくらいその瞳は幼そうに見えてしまう。だが甘味の誘惑に対してそのように幼くなってしまうのはなんとなく分かってしまう自分がいる。
レイラーさんは先に食たいアイスが決まったようだ。美味しそうな、ソーダ味のアイスキャンディ。こんな熱い夏にはピッタリだ。カップアイスにしようかと迷ったが食べながら帰ることも推定して私も棒付きアイスにしよう。
そうだな、このビターチョコのアイスにしよう。このアイスは食べたことはないがまあ物は試しと言うし別にいいだろう。
取ったアイスをカゴにいれ、いざ会計に向かおうという時にレイラーさんが皆の分はなくていいのかと言っていたがこれは秘密ですよ。と少し悪い顔で答えてあげた。真面目なレイラーさんも気付いたのかあー、なるほど。と納得してくれた。
そこまで並んでいない会計の列に並び、レイラーさんから受け取ったお財布でお会計をする。
なんだか体感とても長く感じた今回の「おつかい」、最後まで終わってみたら別に悪い気はしなかった。
スーパーから出ると生温かいような空気が肌に触れる。現在の時刻は16時、とっろとろ帰っても夕ご飯には絶対間に合う。
レイラーさんと先程買ったアイスを取り出し食べながら歩く。チョコの苦さとバニラアイスの甘さが調和して丁度良いくらいになった甘さがたまらない。食べたことも見たこともないようなアイスだったが何故ここまで美味しいのだろうか?やっぱり私は何か持っていたのか…!スタンダードのアイスを選んだレイラーさんはというと、目をキラキラさせシャリシャリと嚙みながらアイスを食べている。一度にそんないっぱい食べると頭痛くなるぞレイラーチャンネルよ…
案の定というべきなのかレイラーさんは頭が痛くなってきたらしい。言わんこっちゃない。この前食べたかき氷でも同じような事になっていたでしょうが…なんなら去年も…いい加減学びましょうよレイラーチャンネル…
食べ終わったアイスの棒とパッケージの袋は先程私が寝ていた東屋がある公園のゴミ箱に捨てておいた。これで証拠隠滅だ。
めめ村住人共同のお財布のお金でアイスを食べるとんでもない事をしてしまったが証拠がなければ咎めることもできまい。完全犯罪成立だ。レイラーチャンネルも巻き添えにして。
まあ今日のパシリはそこまで悪い気はしなかった。そんな事を考えていたら隣からぐぅ~と気の抜けた音が聞こえる。明らかに場違いな音に私は思わず爆笑してしまった。顔を赤らめて恥ずかしそうにしているレイラーさんが更に面白い。まあ言われてみれば確かにお腹が空いてき頃合いだろう。早く帰ってガンマスさんに夕ご飯を作ってもらおう。
まだ夏も始まったばかり、夜も蒸し暑い日が続くだろう。そんな暑い夏に食べる冷たいお蕎麦。どれだけ至高だろうか?
私たちは夕ご飯を楽しみにしながら家へと帰って行った。
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