【ci side】
ショッピが誘拐されてから3日…
俺は一睡もできないままいた。
改めてショッピがいたことが俺の救いとなっていたんだと感じる。
寝ようと思っても、俺が寝ている間にショッピが痛い思いをしているのではないかと考えてしまい、寝る事が出来なくなっていた。
rbr「…チーノ大丈夫か?」
ロボロが俺に声をかけてくる。
ci「あぁ平気やで…」
正直に言うと平気ではない。
ショッピがいない事がとても精神的にきてしまっている。
rbr「今、大先生とかがK国の情報全部抜き出しようから…」
「遅くても明日には攻め入るらしいで」
「やから…準備とかしとき?」
ロボロは俺の肩をポンポンとたたくと、パソコン室へと入っていった。
明日には攻め入るって事はもう宣戦布告は終わっているのか…
ショッピは今どこにいるんだろうか…
何もないまま、いてくれたらいいんだけど…
そう思いながら自室へと向かう。
その時
gr≪諸君、ショッピの居場所がある程度分かったゾ≫
≪K国の本部内の地下にある牢屋にいると思われる≫
その声を聴いて、俺はすぐに総統室に向かった。
総統室の扉を思いっきり音を立てて開ける。
グルッペン達はびっくりしたような顔をして俺を見る。
ci「い、今すぐ攻めに行きましょう、!!!」
開口一番すごい事言っていると思う。
でも、それくらい俺にとってショッピは大事なんだ。
ショッピはどう思っているのかは分からない。
もしかしたら俺の事、いやだと思って出ていこうとしたのかもしれない。
いや、軍が嫌だったのかも…
K軍のところであんな酷い事されてたんだから嫌だと思ってもおかしくはない。
だからいいよ、お前を助け出した後は、ショッピの好きなように生きても…
無理にこの軍に引き留めるつもりもない。
…でもわがまま言ってもいいのなら、俺は…
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