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大森side
寒い ッ
とにかく 寒い ッ
大森「 ……..んぅ” ッ 」
寒さと 寂しさで 声も出ず ただただ泣く 。
そう 。 ぼくは捨てられた 。
…….ただの邪魔者だったんだ 。
時刻は夜中の2時 。
真夜中で 真冬なのに 歩いてる人なんて見当たらない 。
助けてくれる人もいないんだろうな って 。
さみしい こわい 。
大森「 だれか 助けて ッ 」
___________________
若井side
若井「 ふへへ 、 はやく か〜えろ っ 」
夜中の2時頃 。
すこ~しだけ お腹が空いて
コンビニにお菓子を買いに来た 。
すると
俺の目線の先に 小柄な男の子が座っていた 。
若井「 ぁ、ぇ だ だれ ….っ? 」
……………. 気になって話しかけてみる 。
若井「 なにしてるの …… ? 」
大森「 ッ っへ ッ .. 」
よく見ると目はくりくりで
口は ぷるんっ としていて とても可愛らしい子 。
でも
……….明らかに怯えてる 。
俺が助けないと
若井「 …. 寒くないの ? 」
見るからに 寒いに決まってる 。
でも一応聞いてみる 。
…………………少し間があいた後
” こくん ッ ” と 頷く 。
若井「 ぇ …..震えてるけど 、? 」
大森「 ッ ぁ …、ッ 」
若井「 寒いんでしょ 。 家おいで 」
涙目でうるうるとした目で見つめてくる 。
…………..かわい
大森「 ッ いきたい ….ッ 」
大森「 ッ ぁ まちがぇた ….、ッ ぃかない ッ 」
若井「 …、でもこのままだとずっとひとりだよ 」
大森「 ッ … それは やだ ぁ ッ ..、 泣 」
俯いて涙をぽろぽろと流しながら言う 。
若井「 だよね おいで 家 」
若井「 変なことはしないから 約束する 。」
大森「 ッ ..、 ぃ ぃってもいいです か …ッ ?」
若井「 もちろん 笑 立てる ..、?」
そう聞くと すんなりたってくれる 。
思ってたよりも 一回り小さい ..。
若井「 っぁ そうだ これ ….食べる 、?」
若井「 さっき買ったんだけど …、 」
大森「 っ おかし っ ?」
若井「 うん 結構種類あるよ 。ポテトチップスとか …」
若井「 食べる ..? 」
俯き少し黙り込んでから
” ぃぃんですか …? ” と首を傾げる 。
若井「 うん 全然いいよ 笑 」
彼は 小さな手で じゃがりこを両手で握って
俺と一緒に歩きだした 。
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