テラーノベル
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三国「止める…っ!!」
隼総「無駄だ、三国太一。」
隼総「お前の『計算』に、この翼の
スピードは入っていないはずだ!」
隼総「『ファルコ・ウィング』!!!」
ドォォォォォォンッ!!!!!!(化身技のシュート!!)
天馬「三国先輩!!!」
三国「(…計算?ああ、そんなものは昨日捨てた。)」
三国「(今の俺にあるのは、仲間の
傷の痛みと…)」
三国「(昨日の、『熱さ』だけだ!!)」
三国「お前の『管理された翼』なんかに、
俺たちの自由は折らせない!!」
ボワァァッ…!!(三国の右手に、炎が纏う!)
三国「『バーニングキャッチ』!!」
三国「うおぉぉぉぉぉっっっ!!!!」
ドォォォォォォンッッ!!!!!!
安藤「バカな!?化身のシュートを、
生身の手で受け止めるだと!?」
三国「ぐ、うぅぅぅ……っ!!」
ザリザリザリッ…(足が地面を削りながら後退するが…)
三国「っ!!(その目は、希望を逸らさない)」
(三国の目にも、そのハイライトが十字に輝く)
三国「ここで歩み止まって…っっ」
三国「たまるかぁぁぁーーーっ!!!!!」
シュルルルッ…(ボールの威力を、殺しきる!)
実況「止めたぁぁぁー!!」
実況「雷門の守護神、三国!絶体絶命の
ピンチを魂のセーブで切り抜けたぁぁ!!」
隼総「何だと…?俺の化身を、止めた
というのか?!」
三国「はぁ、はぁ…言ったはずだ。」
三国「今だけは、内申点も将来も忘れて…
『一点も通さない』とな!」
南沢「……ナイスセーブだ、三国。後は、
俺の『ジレンマ』をぶつけるだけだ。」
────────────────────
南沢「…」
南沢「(いつも自問自答していた、ずっとサッカーから逃げて…)」
南沢「(内申点目的で、サッカー部にいた。)」
南沢「(だけど俺はその道を内申点だけで
諦めきれなかった、)」
南沢「(まだ道なんて、見えないけれど……)」
南沢「今だけは、見逃してくれよ?(目を瞑りながら微笑む)」
南沢「さぁ、」
南沢「まばたき禁止だぜ!!(笑う)」
隼総「無駄だ!ファルコの速度からは、
逃げられない!」
タッタッタッタッタッ!!
南沢「ただ逃げていただけじゃないさ!
この全力を、ゆっくり溜めていたんだぜ!」
南沢「この、『一瞬のパフォーマンス』のために!」
バッ!!(シュートの構え!)
南沢「『ソニック…」
南沢「ショット』!!!!!」
ビシュンッ!!!!!(音速のロングシュートが、
天河原のディフェンスを切り込む!!)
三波「なっ!?見えな……っ!?」
ドォォンッ!!!(ゴールネットが激しく波打つ!)
実況「決まったぁぁぁーーーっ!!!」
47
らいむ②
1,382
実況「南沢の『ソニックショット』が
天河原の鉄壁、そして化身の翼も置き去りにした!」
実況「雷門、ついに2点目!2-0です!!」
南沢「…ふぅ。ま、こんなもんだろ。」
サラッ(髪をかき上げながら不敵に笑う)
神童「南沢さん……!」
天馬「凄い、凄すぎます!風の音が
聞こえませんでした!」
車田「遅いんだよ、エース!」
南沢「(三国、悪いな。)」
南沢「お前が一点も通さないって言うなら…
俺“たち”は何点でも取ってやるよ。)」
喜多「……隼総、安藤。もう、僕たちに
迷っている暇はないようだね。」
────────────────────
そして、後半戦!
三国「ゴールは俺が守る、行け!」
三国「この試合、勝つぞ!!」
喜多「何も変えられないぞ、神童君!
仲間が1人増えたくらいでは、何も!!」
神童「いや、変えてみせるさ!!(ニカッ!!)」
神童「『神のタクト』!!」
ヒュンッ(光の軌跡が皆に進むべき道を指し示す!)
神童「天馬!!」
バッ!!(ボールは天馬へ!)
天馬「!」
西野空「うぉらぁ!!(猛ダッシュ)」
天馬「『そよかぜステップ』!!」
シュッ!!
西野空「ぐあっ!?(安藤同様、小さく
吹き飛ばされる)」
トンッ!!(ボールを神童に戻す!)
神童「信助!!」
トンッ!!(信助にパスを出すが、比嘉志が妨害…)
神童「(ふふ、それはもう計算内にある!)」
トンッ(比嘉志の足に当たって高く浮いたボールを…)
信助「たぁっ!!」
タンッ!!(優秀な跳躍力を持つ信助がボールを
トラップし、天河原の陣内へと切り込む!)
比嘉志「パ…パス、だと……?」
タッ,タッ,タッ,タッ…(隼総が弱々しく走る)
隼総「はぁ……はぁ……」
隼総「っ、」
タッタッタッタッタッ!!!!
隼総「ふざけるな!どけぇ!!」
天馬、信助「!」
隼総「冗談じゃないぜ!ここで
お前らには負けてもらわないと…」
隼総「困るんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
シュルルルルッ…!!(また隼総から化身が現れる)
隼総「はぁぁぁっっ…!!『ファルコ・
ウィング』!!」
ドォォォォォォンッ!!!!!!(化身技のシュート!!)
天馬「させない!うぉぉぉぉっ!!」
ドォンッ!!(天馬が体を張ってブロックする!)
天馬「ぐぁぁっ!!(吹き飛ばされる)」
剣城「!あのオーラは……」
円堂「(…これは面白いことになりそうだ。
『事実は小説より奇なり』と言うからね)」
シュルルルルッ…!!(また神童から化身が現れる)
神童「『奏者 マエストロ』!!」
神童「うぉぉぉぉっ!!」
隼総「邪魔だ!!」
パリーーンッ!!(神童の化身が消えていく…!)
神童「やはり…駄目なのか……っ!」
三国「いいや、十分に弱めれた。」
三国「ゴール前は譲らない、どんな奴でも」
三国「このボール…絶対に止めてやる!!」
三国「『バーニングキャッチ』!!」
ドォォォォォォンッッ!!!!!!(完全に止める!)
隼総「何っ!?馬鹿な、化身のシュートを
止めただと?!」
三国「いや、俺1人で止めたんじゃない。」
三国「2人が体を張ってくれたおかげだ!
これで止められなきゃキーパー失格だ!!」
天馬、信助「先輩!」
神童「三国さん!」
そして、
天馬「はぁっ!!」
天馬「『そよかぜステップ』!!」
シュッ!!
喜多「ぐっ!?(安藤や西野空と同様、
小さく吹き飛ばされる)」
天馬「神童先輩!!」
トンッ!!
神童「!」
三国「神童!きっと化身を使いこなせる!」
三国「怖いなら、少しずつ自信を持て!!」
剣城「(シードじゃない人が化身を
使いこなすのは確かに苦難の技だ……)」
剣城「(でも、この人は俺を退けたチームの
キャプテンだ。)」
剣城「(きっと、化身を使いこなせる…!)」
コメント
1件
第9話、めっちゃ熱かったです…!🔥 三国先輩の「計算は昨日捨てた」って言葉、グッときました。生身で化身シュート止めるの、痺れます。南沢さんの「まばたき禁止」からのソニックショットも鳥肌立ちました🕊️✨ 神童くんがまだ化身に苦戦してるところも含めて、雷門みんなで戦ってる感じが伝わってきました。このチーム、本当に強いですね🤍🥀