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「人形に触っちゃった、、、」
____あはは____
久しぶりのこの姿だ____
「誰、、、?」
そこには私と同じくらいの歳の男の子が立っていた。
「*やあ、僕を呼んだのは君だね*」
「呼んでない!」
「*いま呼んだでしょ?その人形触っただろう?*」
「この人形、、」
「*うん。それ僕*」
「ん?」
「*だ、か、ら、それ僕なんだよね*」
「え?どういうこと?」
「*まあわかんないかー。*」
「え?刃物?私、殺される?」
「*ん?、、、ははっ、*」
「*そうだよ?今から君を殺す*」
「嫌だ!逃げなきゃ!」
「*逃げるの?もう、めんどくさいなー*」
「*その子、捕まえて*」
「なに?!身体が動かない!」
「*手間掛けさせてくれちゃってさー。本当は苦しくないように殺してあげようと思ったのに無理みたいだね。*」
「えっ、、?」
「*刺し殺しちゃお〜っと*」
「、、、、あれ?生きてる、、、?」
「*あははっ!君面白いんだね。*」
「騙したの?!酷い!」
「*ごめんごめん!つい楽しくなっちゃって*」
「*でも本当にグサッって殺しちゃうこわーいのもいるから気をつけてね*」
「えっ?」
「*まあ僕は心優しいからそんなことしないけどね*」
「さっきは酷かったけど、?」
「*そんなこと言うならほんとに刺し殺しちゃうよ?*」
「ごめんなさい!」
「*まあ許してあげよう*」
「*それで君は僕になにを望むの?*」
「望み?」
「*君は僕になにか願い事をしたくて僕を呼び出したんじゃないの?*」
「ただこの人形に触れちゃっただけで願い事なんてないよ?」
「*変だな、、、普通出て来れないはずなんだけど、、まあいっかー!*」
「*じゃあなにか叶えて欲しいことある?僕願い叶えないと戻れないんだよねー*」
「えー!そんな急に言われても、、ていうかなんで願い事を叶えないと戻れないの?」
「*んー、、、わかんない!*」
「ええー!」
「*もー早く願い事言ってよー。僕も暇じゃないんだからさー。*」
「えー、、、どんな願いでも叶えてくれるの?」
「*うん。何でも叶えられるよ。*」
「*とは言ってもタダでは叶えられない。*」
「内容にもよるけど基本的に皆が思いつく願い事は人ができないこと。例えば未来を知りたいとか空を飛びたいとか。」
「そういう物や事を望めば対価はそれなりに大きくなるよ。当たり前だけどね。」
「そうなんだ。じゃあもっと話していたいな。毎日!は難しいかもしれないけどもっと話したい!」
「ふーん。誰と?」
「君だよ!」
「え?僕と?そんな願いでいいの?」
「そんな願いって、、、私は君ともっと話がしたいの!」
「そっか。じゃあ対価は、僕に君の住んでる世界のこととか君のことを教えること!」
「それが対価?」
「そうだよ?もっときついのが良かった?」
「ううん!全然!むしろこれでいいです。対価って言うから腕とか引きちぎられちゃうのかと思った。」
「あははっ、有り得なくは無いけど今回は、まあいいかなって。ああ、そういえば聞いてなかったね。君の名前。」
「?そういえば言ってなかった!私の名前は本宮涼花。あなたは?」
「僕は愁夏神社の守り神 ナツ だよ。」
「この時間に来てくれればいるから。涼花の来られる日に来てよ。」
「うん!わかった!」
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「今日は楽しかったな。ナツくんか。仲良くなりたいな。」
「暗いな、あれ?人がいる」
「全然動かないな。怖い。急いで帰ろう。」
〘え?着いてくる。急いで帰らなきゃ。〙
〔ねえ。見捨てないで。〕
〘 なんか言ってる。怖いよ。〙
〔無視するなんて酷い。〕
ザッ、、、
〘え?なんで前にいるの?〙
〔許さない〕
「た、、助けて、、、」