お久しぶりです川瀬です
あのー正直に言っていいですか
( ’-‘ )スゥー
もっといいねがほしい!!!!!!!
…はい、ということで(?)
唐突に意味わからん事言ってすんません
改めてお久しぶりです川瀬です
10日くらい投稿してなかったんですけど、その間投稿が伸びなくて病み期突入してました( ‘-^ )−☆
もっといいね欲しいのでいいね指定します( ‘-^ )−☆
とりあえず、この投稿がいいね300以上になったら続き投稿します
もし300超えなかったらこの連載消してなかったことにします!(?)
なのでいいねお願いします!!
まじで!!!
お願いします!!!!
本編すたーと!!!
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(五色side)
昨晩、急に白布さんが部屋に飛び込んできて、
「バレー部全員ここに呼び出せ、今すぐに」
ってぜぇはぁしながら威圧感満載で言うから、急いでバレー部のグループLINEに連絡して皆を部屋に呼んだ。
瀬見さんと川西さん以外のメンバーが部屋に集まったら、白布さんは話を始めた。
瀬見さんはいじめを
受けている。
そのせいで抜毛症になり、自殺にも追い込まれている。
ついさっき、川辺で瀬見さんが自殺しようとしてるところを白布さん・川西さん・天童さんが見つけて、寮に連れ戻して今は川西さんが瀬見さんの面倒を見ている。
この3つを白布さんは手際よく説明した。
天童さんは知ってると言わんばかりにうんうん頷く。
天童さん以外は最初は驚きを隠せなかったものの、真剣に話を聞いた。
話の最後に、白布さんは
「瀬見さんが安心して過ごせるため、瀬見さんをいじめから守ってやってくれませんか」
「どうかお願いします」と頭を深々と下げた。
びっくりした。
白布さんのこんな姿、初めて見た。
白布さんは四六時中毒舌で、部活中とかいつも俺に対してきつーいお言葉を放っているのに。
余程白布さんは瀬見さんを大切にしてるんだな、と思った。
勿論、俺達は白布さんの言葉に了承した。
それで、朝昼晩で担当を分けようってなって、
【朝】
五色、白布
【昼】
牛島、山形、大平
【晩】
川西、天童
…となった。
「高みの見物」
俺と白布さんは朝担当。朝担当の仕事は朝に瀬見さんを起こしに行くことと、朝食や朝練の時、近くで見守ること。
朝少し早めに起きて、瀬見さんの部屋のドアをノックして入る。
(五色)
「失礼しまーす、」
「瀬見さん起きてますか?」
布団がモゾモゾ動いている。
返事を待っていると、瀬見さんが布団から顔を覗かせた。
(瀬見)
「………………………工?」
(五色)
「はい工です」
(瀬見)
「なんで、工が、ここに…?」
(五色)
「いやぁ、まぁ、…何となく。体調とか大丈夫かなーって」
適当な嘘をついておく。
(瀬見)
「………今は、ちょっと、」
「部屋、……入っちゃだめ」
(五色)
「…………瀬見さん?」
瀬見さんの身体が小刻みに揺れている。
なるべく怖がらせないように、瀬見さんの近くに寄った。
(五色)
「瀬見さん、ちょっと、」
布団を捲りあげようとしても瀬見さんの手が布団を離してくれない。
────何か隠してるな、これ…
(五色)
「…布団、捲ってもいいですか?」
(瀬見)
「…………や、」
フルフルと首を振る。
震える手を優しく退けて布団を捲った。
(五色)
「………あー、やっぱり。」
布団の中に潜んでいた大量の髪の毛。
瀬見さんは頭を抑えながら目に涙を溜めていた。
(瀬見)
「………ごめん、」
「きもち、悪いよな…」
(五色)
「気持ち悪いなんて思ってませんよ」
(瀬見)
「…………本当、?」
(五色)
「はい」
「勿体ないとは思いますけどね」
(瀬見)
「勿体ない?」
瀬見さんの髪の毛をかき集め、近くのゴミ箱へ捨てる。
瀬見さんの前に座り、髪を柔く逆撫でた。
(五色)
「だって、瀬見さんこんなに髪の毛綺麗なんですもん」
(瀬見)
「き、綺麗って…そんなこと、ない…」
瀬見さんはうっすら赤くなった顔をぷいっと背けた。
(五色)
「こんなに綺麗な髪、抜いたら勿体ないでしょ?」
瀬見さんはこくりと頷く。
(五色)
「綺麗なんだから、大事にしないと」
逆撫でしたせいでくしゃくしゃになった髪を整えてあげながらそう言うと、瀬見さんは涙をポロポロ零して何度も頷きながら謝った。
(瀬見)
「ごめん、っ工、……ごめ、っ」
(五色)
「瀬見さん、泣かないで」
「俺は瀬見さんに謝って欲しい訳じゃなくて、」
ガチャ、とドアが開く音がした。
(五色)
「…あ、白布さん」
(白布)
「瀬見さんのこと起こしてくれたのか、悪いな」
「……ところで何で瀬見さんは泣いてるの?」
(五色)
「髪綺麗って言ったら泣きました…」
(白布)
「はぁ?お前が泣かせたの?」
(五色)
「違いますよ!俺はただ…」
「ちょっ、痛!枕投げつけるのやめてください!暴力反対!!」
無遠慮に枕を投げる白布さんとぎゃーぎゃー喚く俺を見て、瀬見さんはポカンとした後クスクスと笑った。
瀬見さんが笑ってくれてるなら、それでいっか。
そう思いながら白布さんの枕攻撃に耐えた。
朝食の時間、俺と白布さんと瀬見さんで食堂へ向かうと、既にバレー部ほぼ全員が座っていた。
瀬見さんは3年生に預けて、俺と白布さんは川西さんの所へ向かった。
(川西)
「お疲れ。瀬見さんどうだった?」
(白布)
「瀬見さんは無事」
(五色)
「俺は無事じゃないです…」
(川西)
「は?なんで??」
(五色)
「白布さんの枕攻撃、顔面直撃しました…」
(川西)
「あー、なるほどね」
「まぁとりあえず朝食頼んできなよ、俺先に食べてるから」
(白布)
「わかった。行くぞおかっぱ」
(五色)
「おかっぱ呼び酷くないですか!?」
(白布)
「お前何頼むの」
(五色)
「唐揚げ定食にします!」
(白布)
「じゃあ俺もそれにしよ」
(唐揚げ定食を食堂のおばちゃんから受け取る)
(白布)
「…よし、戻るか」
(五色)
「ですね!」
(五色)
「ハンバーグ定食って月に1回しか出ないんですよね」
(白布)
「そうだっけ」
(五色)
「めっちゃ美味しいので月に1回じゃなくて毎日食べたいです!」
(白布)
「毎日は流石に飽きるだろ(笑)」
2人で他愛もない話をしていると、白布さんがいきなり歩く足を止めたから、背中に額をぶつけた。
(五色)
「わぶっ、…白布さん?急に止まってどうかしたんですか?」
何も言わずに指を指す。
俺は指の方向に目を向けた。
そこには瀬見さんと、瀬見さんの友達らしき人がいた。
(五色)
「瀬見さんと、…友達さん?ですかね」
(白布)
「いや、…友達、ではないな」
(五色)
「友達ではない?」
(白布)
「瀬見さん、よく見たら怯えてる」
(五色)
「………じゃあ、……まさか…」
(白布)
「あれは友達なんかじゃない」
(白布)
「”いじめの加害者”だ」
ゴクリと唾を飲んだ。
キョロキョロと周りを見渡す。
運が悪く、3年生達は気付いていない。
唯一天童さんは気付いてるけど、「工と賢二郎で助けてこい」って目で語ってくるし。
バレー部以外の人達も気付いている。
なのに誰も助ける素振りを見せない。
この光景に、俺は呆気にとられた。
「何で誰も助けないんだ」
「何故誰も行動しようとしない」
「どうして見て見ぬふりをしている」
頭の中はそんな気持ちでいっぱいだった。
そう考えてるうちにも、俺は今傍観者と化している。
いじめを、何もせずただ見ているだけの傍観者になっている。
周りと同じように、見て見ぬふりをしてしまっている。
そんなのは、────だめだ…
二人のもとへ駆け寄ろうとした時、白布さんに止められた。
(白布)
「馬鹿、やめとけ…」
(五色)
「何でですか、助けないと…」
(白布)
「今はダメだ」
「今度はお前が被害者になるぞ、」
(五色)
「…そんなの、関係ないですよ」
「俺が被害者になろうが、そんなのどうだっていい」
醜い傍観者になるより、勇気のある仲裁になったほうが何百倍もマシだ。
白布さんの制止を振り切り、そのまま前へ進んだ。
────俺の隣で何かが通り過ぎた。
それが川西さんだと思った頃には
既に川西さんは二人の仲裁に入っていた。
コメント
2件
初コメ失礼します!! えっと、毎日見させてもらっていつもいいねしてます! これからもずっと続いて欲しいので!500にさせて頂きました! 無理をせずこれからも頑張ってくださいね!