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夏 の 記 憶 。2話
「はぁ……..」
今僕はとっっっっっても憂鬱な気分で、
とっっっっっても絶望している。
なぜかって?それは、香という友達からテスト期間だということを忘れたように『アイス、遊びに行こう 的な!』とかなんとか言われ拒否権など与えられず、家から引きずり出されテスト勉強をさせてもらえなかった。させてもらえなかったから点数が悲惨。結果、理科と数学は赤点。赤点をとった生徒は夏休み中強制的に学校で補修を受ける。3日間強制で、その次の日からは自由。誰が好きで夏休み中まで学校に 行くんだか。もちろん僕は強制的に補修を受けさせられる3日間以外は学校に行かない。
「はぁ、、、 憂鬱だな…..」
明日から補修。
地獄の3日間を乗り越えたら、僕は自分を褒めよう。そして香にその3日分お説教をする。
そんなことを考えながら夜を過ごし、一夜を終えた。
~補修1日目~
とうとうこの日が来てしまった…..
「僕以外にも補修生徒、いるんだ(ボソッ」
数名の生徒が自分たちの補修教室へと移動するなか、僕は理科と数学が赤点だったから理科室で補修を受けるらしい。
「家で自主学とかでいいじゃん…」
なんて 不満を落としながらも着々と理科室へと向かった。
「おめぇが、理科と数学ん補修受ける生徒か?」
そこには見知らぬ先生がいた。