side 伊藤ぺいん
「あー…ここはどこだぁ、?」
「知らねぇよ、」
隣で辺りをキョロキョロしながら
そう呟いたのは
らっだぁという市民、?
そして少しそっけなく返したのはぐちつぼという市民、?
なんか別世界の人らしい。
らっだぁとぐちつぼを見つめながら
そう考えて、
ハッと我に帰り、ここの説明をする
「ここはレギオンって言って、よくみんなが集まる場所!」
「にぎやか?」
「結構賑やか!本署まで歩く?」
「そうしましょうかぁ…」
本署まで話しながら歩いて行く
「そういえば…なんて呼べばいいかな」
「あー…らっだぁとからっでぃとか呼ばれてますねぇらだお以外で言うなら。」
らだおってよばれてるんだ、
あ、そういえば緑色さん?っていう人が
そう呼んでたような…
「じゃあらっだぁって呼んでいい?」
「どうぞどうぞ」
「俺は…ぐちつぼです。つぼーら、ぐちーつ、ぐちさん、ぐっさん、ぐっちーとか色々呼ばれてます」
「多っ」
なんか聞いたことのあるような
呼び名が二つあった気がするけど気のせいかな
「ぐちーつ、、うーん、ぐっちーってよんでいい?」
「勿論」
「じゃあ俺のことは…伊藤刑事とか!ぺいんは紛らわしいだろうし」
「「じゃあよろしくお願いします。伊藤刑事。」」
敬語とかいいのになぁ〜
そう考えているとヘリがとまる
「はぁーい、送ろうかー?」
聞こえた声は青井 らだおという警察官で
俺と同期。
特殊刑事課の対応課。
ヘリ、バイク、車も出来る!
「お、いとせんじゃないっすかぁ!」
そう言ってヘリから出てきたのはつぼ浦 匠
キセキの世代の1人で後輩。
特殊刑事課に入ってる。
元警察官であるつぼ浦勲さんの甥らしい
俺あんま勲さんのこと知らないけど。
「つぼ浦!キャップはいないの?」
「キャップは、あー、どっか行きました」
話に出たキャップという人は特殊刑事課の人で
俺たち黄金の世代の恩人!
いい人だけどおかしな人…?でもある!
するとらっだぁとぐっちーは少しきょとんとしてる
らっだぁは初めて会ったわけではないけど
ほぼ初対面に変わり無いから…
ぐっちーは初対面だし…
「あ、えーっと、」
そうらっだぁが何かを言いかける前にらだおが
「あ、送ってくよ。ヘリ乗って〜」
と手招きをする。俺はらっだぁとぐっちーの
腕を引っ張ってヘリに乗る。
「ヘリとか初めて乗った…」
「そうなんだな。」
「てか、ぺいん、別世界、?行ったんだよね。どうだった?」
「なんかすごい人がたくさんいた!」
「あんなに集まるのはなかなかないですけどね…他の国同士で」
ちょっとだけそう話しているともうついた。
本署の屋上に。
そこに着陸する。
相変わらず綺麗な着地だなぁ…
「えーっと、どこ行くんですか?」
らっだぁがそう聞く。
「たしかに!どこ行くんだろ!」
俺は何も聞かされていない。
多分伝え忘れられたな!!
「あー…どこだっけな」
つぼ浦はどうやら覚えてないようだ
「会議室だよ。集まるのは市長、署長、守さん、キャップ、つぼ浦、ぺいん、俺、運営国の人たち」
らだおがそう教えてくれる。
「え、俺らも行くんすか??」
つぼ浦がなんで?というような表情を浮かべる
確かに、なんで特殊刑事課も、?
「なんでも特殊な事件だから特殊刑事課の2人を呼ぼう…だって。」
「なんかよくわかんないですけど…大変そうですね。」
らっだぁが心配する声色で言う。
まぁ、対応課だもんねぇ、
そうやって話しながら会議室へ着く。
いつもと違うメンバー、人数で少しだけ緊張した。
「早速情報を共有してもらおう。」
市長がそう言い、俺は話す
「俺が気を取り戻すといたところは日常国という国の医務室。そこにはえーっと、俺を合わせて10人ほどいました。…だれがいたっけ」
俺はだれが誰か忘れてしまい
らっだぁとぐっちーに聞く。
ぐち逸とらっだぁとぐっちーがいたことを覚えてるんだけど…
「俺とぐちつぼと、日常国の4人…ぺいんと、しにがみくん、トラゾーさん、クロノアさんはいたね。」
「あとは、ゾムさんとロボロさんかな。あとの2人が…空架ぐち逸?とラディ?」
らっだぁとぐっちーがいた人を上げて行く。
「あー、やっぱね…」
それを聞いてらだおがそう呟いた。
何か知ってるのかな?
「ぐち逸は知ってるが…その他の人は聞いたことがないな」
署長がそう言う。
「警察のデータベースにないんすかね。」
つぼ浦がそう聞く。
そういえば!
そう思い俺とらだおが開いて検索をする
別世界の人は恐らくいないから
ラディという人物だけを調べる
名前を見てびっくりした
青井 ラディ
「…らだお??」
俺は思わずそうらだおの名前を読んでしまう
「いやー…多分偽物だよ。もしくは苗字が一緒なだけか」
そうやって誤魔化した。
「何か情報があるなら…いってほしいな。正直に」
署長にそう言われてらだおは少し間が空いた後に、
溜息をこぼす
そして口を開いた。
「青井ラディは…俺の双子の弟です。兄弟仲悪いし…別にいうことでもないので隠してました。」
「らだおくんに弟がいたとは」
「ここも共通点だったりするのか?」
つぼ浦がらっだぁにそう聞く
「いや、俺に弟はいないな。いたらリーダーなんてできないし…」
「確カニ。」
緑色という人がそう肯定する。
「その、国とか人のことを教えてくれるかな。」
そう聞かれた運営国の人たちとぐっちーは何かこそこそと話し合いをしていた。
そして話終わって、
「…ロスサントスの情報をください。」
そうらっだぁが言った。
市長は
「あ、いいよ。」
と、あっさり了承。
らっだぁたちは国とそのメンバーたちについて話し始めた
「まずは運営国から、運営国は俺がリーダー、ここにいる、緑色、コンタミ、レウクラウド、金豚きょーの4人を幹部としてまとめている国です。戦力は強い方で、他の国との良好関係もまぁまぁ広い国です。」
1人ずつ紹介して運営国の説明をする。
そして次にぐっちーが少し前に出て、
「じゃ次に限界国について話しまーす、限界国とは!俺ぐちつぼがリーダーで、たらこ、げんじ…ゔうん、げんぴょんが幹部!ごんかね、んそめ、焼きパンが次期幹部(ほぼ幹部)、この6人の構成で限界国をまとめいる!ただリーダーとか幹部とか言ってますが他の国と違って限界国は味方ではなく敵!でも共闘する時が多くその時はチームアップを見せる!強い国!」
「ちなみに運営国からどりみーとらっだぁが限界顧問」
そう付け加える運営国の人
やばい!名前が覚えれてないことがバレる、!
あ、そんな感じでぐっちーは説明を終える。
他の国とメンバーまで紹介すると結構な時間がかかるらしく今回はここにいる2国だけだって
どんだけあるんだろう…
そういえば国っていう割には近くない、?
国境そんな近いのかな
質問タイムになってつぼ浦が質問をする
「じゃあ…国っていうのは、基本的に何をしているところなんだ?」
「うーん、なんか資料を書いたり、みんなが退屈しないようにイベントを開催したり、
普通に国同士の幹部とかリーダーたちでそういうイベントをひらいたり、
戦を仕掛けられたら戦したり…」
なんか楽しそうだったり物騒だったり…
すご…
「どんなふうに戦うの?」
らだおが質問をする。
結構珍しい、?そんなことないかな
「え?なんか…弓とショットガンとたまに刀と…いろんな武器があってそれぞれ使いやすい武器を使う感じっすね、あとは各々の能力」
「能力?」
と俺らは疑問に思う
能力…なんかかっこいい!
「あ、言っちゃうんだ…」
「あれ?いう約束じゃなかったっけ」
「そうだけどまだ先かなって」
「それはごめん。」
と、はなしてるらっだぁとぐっちー。
仲良しだなぁー
あ、そうだ、聞いておこうかな
「能力って言えば…例えばどんなふうな能力なの?」
気になった!めっちゃ!
「割と地味だったりグロかったりするんですけど…てか俺多分引かれる」
「最初はびっくりするやろうな。」
「しょうがない。」
どんな能力なんだ…?
「えー、能力はまず種族によって違います。俺は青鬼という種族で、能力は、人を1発であの世行きにします。あとはそのパンチで死んだ人を食べると一時的に強化されます。」
つっよ!こわけど!!
「ア…」
「よし、レウさん!代わりに!!」
そう言ってレウさんと呼ばれた人がいうことになる
「ゔうん、ア…エット…俺ノ種族は幽霊デ、気配と姿ヲ消スコトガデキマス。」
また強い、!
「バカにしてるわ」
「やってんねぇ」
「いやいや!バカにしてない!」
「じゃあレウさんどうぞ」
「あー、俺の種族はガスト!ガストが出来ることならなんでもできますが、一つだけ違って、涙をだすとそれが武器に変化します!」
強い!けど…
ガストって何、、?
「次コンちゃん!」
「種族はイカです。こうやってイカの触手をだして攻撃したり縛ったり…墨をかけて目潰ししたりできます」
サポート系とも言えるけどサポート以外もできるの強い、!
食べられたりしないのかな、?
「(運営国)最後きょーさん!」
「俺の種族は豚と天使。豚はあんまあらへんけど、天使の能力で飛んだりとか光の矢を降らせたりとかいろんなことができる。基本戦闘やけど回復することもできる。体力の消耗が激しいけどな…」
と説明をする。
天使かっけー!めっちゃ強い!
「じゃあ本当の最後ぐちつぼ!」
「俺の種族はサボテン!能力は水の生成と針の生成、加工。サボテンの針で剣とか矢とか作ったり、それに毒をつけて生成することができる。針を全方位に飛ばすこともできる」
つっよ!
なんかサボテンだーって聞いたら油断しそうだけど、
めっちゃ強い、!
みんな強いじゃん!かっこいいし!(
「じゃあロスサントスのことについて教えてください。教えるのはギャング、違法薬物の種類とその効果、あの手榴弾をロスサントスで調べた結果の三つでいいです。」
「違法薬物って…一体何に?」
「あ、いや知っておくことに損はないので。相手がそれ所持してたら…と考えると知っておいた方がいいなと。使用はしないので」
「じゃあ俺が説明するよ」
らだおがそう言って説明をはじめる
「まずギャング。ギャングはこの世界の犯罪者。大体のギャングはまず最初半グレで銀行強盗とかの犯罪をして、メンバーを集めてギャングになることが多い。
有名なギャングは餡ブレラ、MOZUとかで、あまりなの知られてない犯罪者…秘密主義のギャングが868っていうギャング。他にも色々あるけど、多いから説明省く。気になったら聞いてみて。」
相槌を打ちながら聞く
「次に違法薬物、違法薬物は基本的三つの薬物があって、ハッピーパウダー、スーパースター、メガロヴァニアの三つ、そして新薬が一つ、メメントモリ。
ハッピーパウダーは一分間出血しない、スーパースターは体が硬くなって、メガロヴァニアは足が速くなる。メメントモリは幽体離脱を起こす。
詳しいことは別の人に。」
改めて聞くとすごい薬物だよな…
「最後、あの手榴弾を調べた結果、まず分解をすると小さい球体の入れ物があってその中には粉が入ってた。恐らく煙が出てる原因。
投げると球体が破裂、手榴弾のように作られていて周りの奴も爆殺で飛ぶ、煙が出るって仕組みみたい。その煙やのことについてはまだわかってないけど…大体そんな感じ。」
「なるほど。ありがとうございます。」
「確か、日常国、我々国、限界国でも調べてるはずだったよな」
「そうだね。」
ぐっちーとらっだぁが確認をする。
いろんな国と協力してるんだ…頑張んないと!
あ、でも…これ、解決してもし使えないってなったら、
みんなと会えなくなっちゃうのかな…
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