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らっでぃに甘えるみどりくんがてぇてぇ✨ らっだぁが、戸惑いながらぎゅーするの可愛いすぎて潰れそう
学校に入り下駄箱を開けると画鋲が10個程入っていた。
間違えたのか?とも思ったが教室前でわかった。
わざとだ
教室前で生徒の話を聞いてしまった。
いや、正確には聞こえてしまったの方が正しいかな。
聞こえてきた話し声は、俺に対しての罵倒だった。
これを聞いて教室に入れるほどメンタルは強くなかったようで、駆け足で男子トイレに逃げ込む。
いた事がバレないように…
何故帰らないのか、今は言えないけれど…
強いて言うならば、めんどくさいから…かな。
それ以上は捜索しないでもらえると助かるよ。
あれから時間が経ち、俺は屋上へ行った。
屋上は穴場で誰も来ないみたいで、 来るとしてもサボる人などばっかりだ。
俺はそこで一息ついた。
その瞬間扉が大きな音を立ててガチャリと開いた。
扉の前には4人の男子生徒が立ってコソコソと話している。
俺はそれに気を悪くし、声をかけた。
rd「そんなところで立ってないでこっちに来れば?」
言い方が強かったか?とも思ったけど平気そうだった。
男たちはキョトンとしている。
なんでそんな顔をするのかわからず笑ってしまいそうになったが、必死に耐えてもう一度声をかけた。
rd「だから、こっちに来ればって…」
??「あ、あぁ…」
そう言うと黄色のパーカーを着た人は隣に腰をかけてきた。
その他の人もどんどんと俺の周りに座った。
なんで俺の近くかは考えないでおこう。
そういえばこの人達何年なんだ?
見たことないけど…
??「なぁ、そんなに見てどうしたんだ…?」
rd「あぁ、いや…何でも」
無意識に顔を見ていたみたいで、少し恥ずかしくなった。
照れ隠し…では無いけれど、鞄から教科書を出し勉強を始める。
それにしても、全員顔面が整っている… 俺がここにいるのは場違いだな。
??「なぁ、お前さん何年なんだ?」
「見たことないんだが…」
俺は考えていることをやめ、静かに教科書を閉じ質問に答えた。
rd「2年…」
「君らは?」
「というか、まず学年じゃなくて名前じゃない?」
この人たちは会話というのをわかっているのか?
名前を知らなかったら不便なのに…
??「おぉ…そうか」
「俺はきょー3年だ」
「まぁ…きょーさんとでも呼んでくれ」
rd「ふーん…」
「他の人は?」
??「え…」
rd「ほら、名前と学年」
「言ってくれないと不便でしょ?」
ほんとにその通りだ。無いと不便すぎる…
??「まず俺からかな?」
「俺はレウ3年生だよ」
「よろしくね」
この、レウさんという人は女性の様な綺麗な顔をしている。
見蕩れるなぁ…
??「で、僕がコンタミ3年生だね」
「コンちゃんって呼んでくれると嬉しいな」
優しそうな雰囲気の人だな…でもちょっと笑顔が不気味…かも…
??「ア、エト…」
人前で喋るのが苦手な子なのかな?
なら、無理に喋らせない方がいいよね。
rd「無理に喋らないくて大丈夫だよ。えっと…」
ru「みどりくんだね」
rd「み、どりくん?」
md「イイノ…?」
rd「えっと、うん」
あ、瞳が綺麗な緑色だ…だから名前がみどりなのかな?
md「……1年」
rd「え?」
md「1年、ミドリ…ヨロシクね。ラダオくん」
rd「うん、よろしくね。みどりくん」
md「ラタオくん、呼ビカタ、ミドリニシテ…」
rd「あ、うん。わかっ..た?」
なにか意味でもあるのかな?
kyo「…こりゃらっだぁ、どりみーに好かれたな」
え?好かれた?この一瞬で?
何かやっちゃった?
cn「本当だね。珍しい…」
珍しい…?
ru「久しぶりに見たな~…」
久しぶり…?
md「ラダオくん、ギューシテ」
rd「え、えぇ…こう…?」
言われた通りギューをしたけど、なんで今こんなことをしているのか全く分からない…
満足してるし、いっか
話してから随分と時間が経った。
ご飯を食べる時も一緒に食べて、授業も一緒にズル休みして…
今日が初めて会ったのか疑うくらいに仲良くなった。
一緒に帰る約束もしていたけれど、みんな用事が出来て帰れなくなったみたいで、待っていると言っても遅くなるからと言われ帰された。