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第1章信用
私は奈美子27歳。アルバイトで生活を掛け持ちしているいわゆるフリーターだ。以前は会社に正社員として雇われていたが、その会社が赤字となり倒産した。赤字の理由は自社が制作する週刊誌に、デマを掲載してしまい国民の支持率が大幅に減少してしまい毎週10万部も売れていた自社の週刊誌は5000部も満たなくなってしまった。デマを掲載した社員は解雇されたがそれに気づかなかった上司もどうかと思う。そもそも週刊誌を制作する会社がこんなミスをするのだろうか。何回でも見直しや調査もできるはずだ(私の勝手の見解だが)もしかしたらこれは社員全員がグルなのではないかと思うほどだった。私の夢は記者であり色んな有名人の秘密を探りたいという夢があった。今考えると有名人の夢を探したいだたなんて私は小さい頃から理想ではなく現実を生きようとしていたなんてと思うと少し鳥肌がたった。もう少し可愛い夢はなかったのか結局今は、記者にはなれずフリーターという生活をしている。もう少しで「ニート」とか「ひきこもり」という人達になってしまいそうなこともあった。しかし多くの人たちはあまり「ニート」や「ひきこもり」に好感は持たない。こっちは必死に働いているのにお前らは家でダラダラとゲームして寝るだけでいいよなと思う人もいるだろう。でもそういう人は「ニート」や「ひきこもり」の人生なんて知らない(知らなくて当然だが)自分の価値観をただ押し付けているだけだと思う。もしその人の人生が壮絶な人生であったら「ニート」や「ひきこもり」の価値観も変わるだろう。私は今一人暮らしをしていて、東京のアパートに住んでいる。アパートの家賃はおよそ1万5000円であり首都である東京とにあるとは思えないほどの値段である。みんなの想像通りであり壁はボロボロで、風呂もシャワーも無くトイレは共用トイレであり風呂に入る時は近くの銭湯で入ることが日課となっている。共用トイレを使う時私はいつも私の前に誰が使っているのか気になってしまう。もし私の前に使っている人が私の嫌いな人だと思うと少しだけ抵抗してしまう。私の両親は病気で二人とも亡くなり祖母と祖父も亡くなっていたため遺産などは全部私に渡された。そして両親は二人とも多額の借金もしておりその借金も私に譲渡された。今私はフリーターとして働いているがその裏では多額の借金を抱えている。もちろんアルバイトだけでは借金は返済出来ない。そのため少ない給料でも返済できるように電気代や水道代は節約している。近くの川の水を汲みそれを食器洗いとして使ったりなるべく照明は使わずエアコンも使わない。夏の時は上半身を露出させ窓を開ける。私の住んでいるアパートは東京にあるがあまり人が通らない田舎の所にあるので全く抵抗は無かった。冬の時は部屋にいるにもかかわらずコートを着て凌いでいる。先程照明は使わないと言ったが今手に持っているのは小型のランプだ。このランプを使っての読書は何故か心地がいい。安心するというか暖色の温かみのあるランプを買ったからか自分の人生が惨めだと時々思ってしまう。近所では薄暗い部屋1つぽつんとあかりがあるだけだから何かしらの儀式をやっているのではないかと噂されているが私はそんな噂があっても構わない。そんなある日だった。私は連絡先を見ようと携帯を触っていると、とある人から電話がかかってきた。親友の優香だ。親友と言っても高校1年生からあったばかりでクラスも3年間1回も同じになることはなかったが友達の少ない私としては親友に近い存在だった。高校を卒業後私はそのまま東京に上京してしまったため久しく会っていない。だから久しぶりに会える親友にとても楽しみにしていた。優香からは明日の昼12時にカフェに集合と言われ私は快諾した。そして迎えた翌日久しぶりに見た彼女に私は驚愕した。なぜなら彼女が激ヤセしているからだ。高校時代の時は100キロ以上あった彼女だったが今は60キロもないモデルのような体型だった。私はそれに一瞬惚れてしまった。2人とも久しぶりに会ったからかその場で何秒間か立ち尽くしていた。その後私たちは店内に入り入口近くのテーブルに座った。優香はバックの中に手鏡があるのにも関わらずガラスの反射で前髪を直していた。そして優香は口を動かす。それはとある商品の説明だった。その商品とは一瞬で肌が綺麗になる美容液と謳っているものだった。胡散臭いキャッチコピーに私は疑心暗鬼だったが優香の目は輝いていた。是非この商品を私に買って欲しいと言っているような眼差しがあって後に引くことなんてできなかった。まず最初に値段は幾らか聞いた。普通の人はまず最初にどんな効果があるか聞くと思うが借金をしている私にとっては効果よりも金額の方が重要だった。そして聞かされ金額に私は驚き空いた口が塞がらなかった。たった100mlに対し値段は75万円と聞かされた。とんでもない金額で胡散臭い商品私はすぐに悪質商法だと疑った。私は払えないと言ったが優香はとても真剣で何回も買ってくれとせがんできた。だが当たり前だが75万円も持っていないたったこれだけの化粧水にまた借金をするのはごめんだ。私はお金を無いことを理由に断ったが断ったゆえ優香が泣き出してしまった。なぜ泣いてしまったのか分からなかった。多分買って欲しかったものなのに私が断ってしまったのでそのショックで泣いてしまったんだと思う。急に泣いたからどうすればいいのか分からなかったでもその後優香は、もういい大丈夫、ありがとうと少し諦めた様子で言った。私は少し断ったことを後悔した。カフェに出る時何故かゆうかの足は極度に震えていた。涙を拭い笑顔で優香は手を振り私たちは別れた。でもあの涙は何だったのか気になった。
2日後ニュースで優香が死んだと報道された。
第2章真実
私はとある日いつものように大学に通っていました。田舎にある大学で都会の方にある大学よりかは全然小さいけど私ここで十分だと思っています。私は主にデザイン系を勉強しており夢は漫画家でした。そのため何時間も勉強するために大学に行く途中でした。黒い番が横を通るとそこから覆面を着た男?3人が私を囲んで手に持っていたハンマーで私を打ったんです。私はすぐに気を失いました。この先どんなことがあったかは分かりませんが恐らく私は、あの黒いバンに乗せらたのだと思います。目を覚ますと廃墟のようなところにあの覆面の人達がいました。私はすぐに拉致されたのだと分かりました。そして彼たちは私に言ったのです。お前が俺たちのために金を稼いでこいとしかも働くのではなく悪質商法で相手から金を奪ってこいと行ってきたのです。私は悪質商法が危ないことをとてもよく理解していましたがあまりにもパニックになった私は思わず頷いてしまったのです。最初は色んな人からお金を奪う?ことが出来ました。男たちはその金で薬物や注射器を買ってあそんでいました。そして私は久しぶりにあの人に会ったのです。それは高校生の親友である奈美子です。私は奈美子に久しぶりに連絡をしました。カフェ出会った時奈美子の容姿を見て私は2度見してしまいました。なぜなら昔よりも激太りしていたからです。何故かは分かりませんでした。でも奈美子を呼んだのはまた別の理由でもあったからです。昔奈美子は、私が太っていたからだといって私に酷いいじめをしていたのです。私は先程親友と言いましたが私はそう思っていません。そう思っているのは、私の周りにいる人達です。私は彼女の復讐も兼ねて美容液を勧めましたが払えないの一直線でした。私はパニックになってしまい何度もお願いしましたが全然ダメでした。私は諦めがつき彼女の事を復讐するのはバカバカしいと思いました。手を振って後ろを振り返ったらあの黒いバンがあったのです。ずっと私を監視していたのです。私は男3人にできなかったと言うと車に無理やり乗せられ森の奥深くまで車を走らせていました。すると私を外から引きづりだしバックの中に隠しておいた長さ50cmのナイフのようなもので私は20ヶ所以上刺されました。私の人生はここで終わったのです。
〇月〇日優香さん拉致、殺害の容疑で奈美子の兄真司が逮捕そして詐欺罪の容疑で奈美子が現行犯逮捕。