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らいむ②
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神童「次の試合相手が見つかった!」
神童「『栄都学園』だ!」
──────────
栄都学園
1(GK)/影浦 透司
2(DF)/三重内 光太
3(DF)/本多 大蔵
4(DF)/阿久田川 房之佑
5(DF)/書崎 育
6(MF)/一筆 早徒
7(MF)/服呂 哲也
8(MF)/読矢 聡
9(MF)/雪地 蛍壱
10(FW)/cap./冴渡 優一郎
11(FW)/近代知 学
──────────
三国「…?なんで栄都なんだ?」
三国「あそこの奴ら、運動が得意って
イメージがあまりないんだが…」
車田「お、大方は予想できるな…」
車田「あいつらは…えっと、フィフスの
勝敗指示で…勝ってる…」
車田「だ、だと思う。。予想だけどな…」
信助「つまりはフィフスの指示がなきゃ
勝てないってことだよね。」
信助「体力ないってイメージだし!」
全員「!?!?」
三国「まぁ信助の言うことにも一理ある。」
三国「はっきり言ってあいつらって、
ただのガリ勉だし。」
※ボロクソ
霧野「そんなの俺の美学に反する!
耐えきれるものか…!!」
三国「で、試合結果は?」
神童「0-3で、栄都の勝利です」
天馬「そんな、酷い!!そんなの
正々堂々じゃない!!」
倉間「…諦めろ、火を見るより明らかだ」
倉間「八百長だろうが、今は耐えるんだ。。」
ポロッ(涙が光る)
天馬「倉間先輩……」
浜野「ちゅーかこれ、ホント慣れない。」
速水「し、仕方ないですよ……。」
速水「サッカーの実力主義を平定するのが
フィフスセクターの意義なんですから…」
天馬「……」
信助「あんな奴らに3点も!?1点すら
もったいないじゃん!!」
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霧野「皆なに落ち込んでいるんだ!?」
浜野「だ、だって。。」
霧野「試合なんて、まだ始まってないだろ」
霧野「それに……」
霧野「まだ負けじゃないだろ、泣くなよ。」
霧野「負けと確信するには早すぎるよ。」
葵「…その言葉、合理とは言えないですよ」
霧野「合理なんて知らない!
俺は俺なりに、信念を貫いている!」
霧野「スポーツマンシップを守らない
奴なんて、ここにはいない!」
葵「…勝敗指示はどうする気なんですか?」
霧野「守るしかない、だけど…」
霧野「全力で楽しむことは出来る!」
霧野「勝敗指示を守りつつ、全力で楽しむ!」
葵「苦難を皆に押し付ける気ですか?」
霧野「違う!」
天馬「(…葵の言ってることは、正しい。)」
天馬「(でも、霧野先輩の目は少しも
諦めてない。)」
天馬「(…負けるって決まっていても、
追い風は吹くんだ。)」
霧野「信じられないなら栄都の試合で
証明してやるよ!」
霧野「俺の覚悟が、本物だって!」
葵「…無理はしないように。」
────────────────────
【神童side】
帰り際にて…
スタスタッ(神童が帰路を歩く)
神童「…?」
栄都に通う息子の母「息子の成績向上で、
次の試合で1本で良いからシュートを
打たせて成功させてほしいの。」
神童「……はぁ。。」
栄都に通う息子の母「タダとは言わないわ!
コンサートのチケットをあげるから、ね?」
神童「ふぅん……」
神童「分かりました、引き受けます。」
神童「必ずやりましょう。」
栄都に通う息子の母「それじゃあ、
これは 渡しておくわ!」
神童「……(チケットを貰った)」
タッタッタッタッタッ
神童「(ま、表面上はそういっとくか…
試合で貶めれば良い。)」
神童「(サッカーを道具にするなら、
容赦はしない)」
ビリビリッ
神童「というかこんなのが賄賂か…」
────────────────────
そして、栄都学園戦
実況「さあホイッスルが鳴り響きました!」
実況「フィフスセクターの勝敗指示は『0-3』での雷門敗北!」
実況「栄都学園のキックオフで試合開始です!」
冴渡「(キャプテンの神童とは話が
ついてる。今日は僕がスターになる日…!)」
タッタッタッタッタッ!!
倉間「(…神童、本気かよ。)」
倉間「(本当に、あんな奴に……)」
天馬「……?」
天馬「(違う。神童先輩の足音、
全然『諦める音』じゃない!)」
霧野「神童がどう言おうが知らない!」
霧野「俺の美学は、全力で奪うことだ!!」
ズザザザッ!!(猛烈なスライディング!)
冴渡「約束通り、打たせてもらうよ!」
冴渡「『パーフェクトコース』!!」
ドォォォンッ!!(計算され尽くしたはずのシュート)
しかし、そこには……。
三国「(計算通りだ、神童。)」
三国「(お前が打たせると言ったコース、
俺はそこしか道がないように誘導した!)」
三国「『バーニングキャッチ』!!」
バチィィィンッ!!!(片手で完璧にキャッチ)
冴渡「な…っ!?約束が違うじゃないか、
神童!!」
神童「…っ、ふふ…あっはははははは!!」
その場の全員「!?」
神童「お前たちは本当に短慮だな。
あぁ、おかしすぎて涙が出そうだ…」
神童「この言葉を知らないか?」
神童「『人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』」
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三国「行けぇ!!!」
シュッ!!(ボールを投げる)
天馬「うぉぉぉ!!!」
バッ!!(三国からのボールを足でキャッチ!)
車田「や、やめろ…っ!」
車田「この試合には勝敗指示が出てる…
負けることが決まってるんだ…!!」
天馬「それでも、俺は嫌だ…!このまま
無力と思わされて負けるなんて…」
天馬「絶対に、嫌なんだ!!!!!」
天馬「神童先輩!!」
トンッ!!
神童「……」
神童「はぁっ!!!」
トンッ!!!!(全力ノーマルシュート)
影浦「『ムーンサルトスタンプ』!!」
シュルルルルッ…!!(威力は全く殺しきれない)
影浦「!」
ドォォォォンッ!!!
影浦「ぐぁぁぁ!!」
神童「…あっ。。」
影浦「…得点はなしのはずじゃなかったのかよ……!?」
速水「ま、まずいですよこれ…!!」
倉間「神童…どうしてシュートを…。」
神童「あいつが……」
神童「オレを責め立てていたんだ…」
車田「責める?」
神童「あいつは心の底で言っていた…」
神童「『サッカーに向きあえ』、って…。」
三国「だからお前は、シュートを撃ってしまったのか…」
神童「……でも、打った瞬間…」
神童「何だか、心がぽかぽかしたんです。」
コメント
4件
ここ皮肉ってるんですよね。 学力特化である進学校に「人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」って言い放つんです。
おお、第6話読んだよ!神童の二重スパイ的な動き、めっちゃ熱かったわ🔥 「人の上に人を造らず」って、あの場面で言い放つ神童、かっこよすぎる。葛藤しながらも最後に撃ったシュートで「心がぽかぽかした」って心情、めちゃくちゃ刺さった。フィフスに縛られながらもサッカーを楽しもうとする霧野先輩の姿勢も熱いし、天馬の「絶対に嫌だ」も胸に来る。栄都の思惑を逆手に取った雷門の戦い、これからどうなるのかめっちゃ気になる!🔥