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5 - 第5話 トラゾーの過去

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2023年07月12日

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トラゾーの過去が分かる……うん!

そう!今回でね、

トラゾーの過去がわかりますぅ



お楽しみに(?)





クロノア…K


トラゾー…T


ぺいんと…P


死神…S




side…視点って意味





━━━━━━━━━━━━━━━


T side



クロノアさんと通学路で別れた後、

俺は昔何があったかを

思い返してみることにした




俺は─── そうだ、中学3年生

確か、幼馴染に恋してたんだっけ





─────Tの回想────


※幼馴染…O






俺は、小学校から幼馴染のOに

恋をした


もちろんOは男、






恋に気が付いたのは

中学2年の秋だったかな





そして、そのぐらいに自分は

監禁性恋愛症候群、同性恋愛だ

ということを知った











そんなある日、教室で



俺はOに対するその気持ちが消えた。















O 「今日、一緒に帰ろ〜」


T 「おけ」


いつも通りの会話

でも、






T 「あ、待って!その前に…

言いたいことがあるんだけど……」



O 「?どした、?」



いきなり告白するのは流石に怖かったから、聞いてみることにした





T 「……Oってさ、

監禁するみたいな恋愛ってどう思う?」



思い切って聞いてみた

何か言われるんじゃないかと

心配で────────







O 「別にいいんじゃない?

愛し方って人それぞれだし、、俺なら受け入れるよ!」




T 「!そっか……」



良かった……

Oなら、、、分かってもらえるか?

この気持ちも……




T 「じゃあさ…」
























少し深呼吸をして













































T 「同性恋愛者ってどう思う?」




















































O 「……」



……何か言われる気がした


でもっ、Oならきっと、、、!
















O 「無理だなー」



















T 「……え、」



頭の中がこんがらがって

ぐるぐるOの言葉が脳内をめぐる







O 「だって、まだ社会的にも完全には

認められて無いわけじゃん?

それなのに同性の人と付き合うって

無意味じゃない?」








T 「……っ ハァッ、ハァッ」




息が段々とあがっている








O 「さ、早く帰ろーぜ!」








T 「ごめんっ、俺、

先生に呼び出しくらわれてたの

忘れてたわ ハァッ…ハァッ、」






俺は適当な理由をつけた


今日は一緒には帰りたくない




O 「珍しいね!

トラゾーが呼び出されるなんて

じゃ、先帰るわ!また明日〜!」



T 「…また、明日」



Oが教室から出ていった


まだ息があがっている




T 「……行った…ハァッ」


Oが学校から出ていったのを見届けた





T 「……っ」 (ガクン


俺はあまりにも衝撃的な出来事すぎて、足に力が入らなくなった



T 「ポロポロ………そっかぁ…っ」



この自分の様子じゃ家に帰るまで

結構時間が必要そうだ





俺はずっと……

同性愛を否定されてきた



───────回想終了───



T 「……そんなことあったなぁ…」


懐かしい…


クロノアさんはどうかな?

俺はたとえクロノアさんがどんなに悲しい思いをしていても、

寄り添ってあげたい……








……クロノアさんと病院で話した時

どんなこと思ってたっけな




────Tの回想──────





K 「…なんか、俺さ」



T 「?」

どうしたんだ、クロノア先輩……


K 「トラゾーと話してると…

気持ちが軽くなるというか…

いつも話してる友達とは

何かが違うんだ」



T 「…そうですか?」


俺ってそんなに話すの上手かったっけ?


俺もクロノアさんと話すの

楽しいけど……


K 「うん!トラゾーと話したのは

今日が初めてだけど、





楽しいっ!」ニコッ











































ドクンッ



は……




心臓うるさ…


























Oに恋した時と同じ感覚……!























T 「……」





そっか…俺、クロノアさんのことが
























































好きなんだ
















……やっば これは照れる/

絶対、顔赤くなってるよなぁ……


手で隠しとこ








それからどう返事しようか考えて、




T 「嬉しいです…!

ありがとうございます!

俺も、クロノア先輩と居ると

楽しいんです…」 ニコッ




ちょっと今笑っちゃったかもしれない…




はず……





また顔赤くなってるか、、も、、




K 「……」



ふと、クロノア先輩の方を見てみと、クロノア先輩の頬が赤くなっていた







T 「…クロノア先輩、大丈夫ですか?」




K 「あ、え、あぁ!大丈夫だよ」







──────回想終了──





……あれは今思い返しても恥ずかしい




クロノアさん、あの時から話すの上手かったよな〜











たまに見せる笑顔とか……ね…//







そんなこと考えてたら

家の前に着いていた





明日も皆と会うの楽しみだなぁ









ガチャ



T 「ただいま〜」

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