涼side
「うわぁこれどうしよう……」
さすがに病院に行った方がいいと思い始めた
ファンデーションとかで隠しきれなくなってきたもうダメなのかもしれない。
「涼ちゃんなんか最近髪の毛白いよね笑」
「そうなのよ……」
「白髪ですか?」
「もうそんな歳かぁ……笑」
「でも白髪ってかんじじゃないんよね笑」
「なんか綺麗だね笑」
「……//そろそろ染め直そかな笑」
若井に綺麗って言われて嬉しかった
でもそんなもの僕しか気にしてないだろう
男を好きになるなんて自分でも思わなかった
自分の恋愛対象は女性だった
でもいつしか若井のことが好きになっていた
ゲイって訳では無い。ただ単に若井が好きだ。
滉side
涼ちゃんが明らかに調子が悪い
白髪っぽいのが増えてきて
でもふと綺麗と思ってしまう
少し照れた涼ちゃんも可愛かった
涼ちゃんが好きだ。
でもその思いを現実で声にするには難しい。
こんなに片思いが辛いことを初めて知った。
いつも告られる方だったから、
愛の伝え方とかよく分からなくて。
嫉妬しないはずなのに
涼ちゃんが元貴と喋ってると胸が痛い
元貴に相談してもあてになんないし。
元side
「元貴あのね俺(僕)若井(涼ちゃん)』が好き」
なんなんですかこの両思い。
幸せになって欲しいけど
2人はきっと勘違いをしてる。両思いだからね。
中々ないよ
ピコンっ
“もっきー今日うちくる?”
「フヘヘ、風磨からだぁ……//」
“行く予定だよ”
“やったー!あのさ、今日、シたい”
“いいよ、準備してな”
楽しみだなぁ
コメント
2件
好きだァァァァァ!!! 次も楽しみにしてます((* ॑꒳ ॑* ))✨️