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僕は、優しくなりたかった。
あの子ってキモくない?
それな?視界にこないで欲しいわwww
今日も悪口を言われる。何もしていない。ただ見た目が違うだけ。猫耳が生えてて、尻尾がある、それだけ。ココロがぎゅっとなるだけだから大丈夫。
???「よっ!Japan!」
日本「っ、、!あ、アメリカさんでしたか、、」
嫌な予感がする、
アメリカ「申し訳ないんだが、仕事やっといてくれないか?」
日本「ぁ、はい、わかり、ました。」
やっぱり、僕は頼めば仕事をやってくれるロボットだと思われているのかな。
あーあ、結局、上司とか同僚にもいじめられるのかな。
モブ「日本くーん?ちょっと倉庫に来てくれる?」
日本「っひ、、、ぃや、、」
モブ「拒否権なんてないから。とっとと来てくれない?」
倉庫
モブ「オラァ!!」
日本「っぁ゛あっ!ぐぅっ、、、」
モブ2「っはwダッサwwwついでに鉄バットもやるよwww」
日本「ゃだ、、!嫌だ嫌だ!!来ないでっ!!」
モブ「っち、、、うるせぇな、、」
日本「がっ、!ぁぐっゔぁ、、カヒュッ、、」
モブ「はーー!すっきりしたわwwwじゃあなwww」
日本「カヒュッ、、、はーっ、ヒュッ、はぁ゛っ、、、たすけ、、、アグッ、、だれ、、か、、」
呼吸が正常にできない。ま、もう死んでもいいけど、、、
日本「ヒュッ、はぁっ、、、はーっ、、、」
あ、戻っちゃった。また
席に戻ると机の上に整理されて置いていた資料がバラバラになっていた。きっとモブ実さんだろう。戻してから気がつく。
日本「あ、、あれ、、?アメリカさんから渡された資料どこ、、?」
くすくすという笑い声。あ、アメリカさんだ。僕、怒られるのかな。殴られたり、蹴られるのかな。
アメリカ「日本お前!あの資料どこやった!」日本「アメリカさんが僕に渡してきて、、それで、、、」
もういい。
日本「え、、、?」
日本「ひっ、、、!」
アメリカ「大体仕事を任せたのに無くすってどういう事だよ!?」
バレてる。無くした、というより捨てられた、だけど。どうせ会社の嫌われ者は信じてもらえないし、これから、唯一暴力なんて振るわなかったアメリカさんにも振るわれるんだろう。ああ、どうして。僕がもっと優しかったら、好かれたのかな。あーあ。