テラーノベル
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「はあ”あ”あ”ぁぁぁ……」
「でーっかいため息。何かあったの?」
お昼ご飯の時間。
屋上の床に寝っ転がって唸る僕を見たまるが顔を覗き込んでくる。
謎の使命与えられて、2回くらい殺されて、しかも2回目は回避出来たかもしれなくて…。
情報量が多すぎて脳がパンクしそう。
って言うか特定の時間っていつ?
一体いつまで僕は死にまくればいいの?
もう痛いのは御免なんだけど。
せめて毒とか痛くないのがいい…
って何死ぬの前提で話しちゃってんの僕。
流石に自分で自分の事引くって。
「あーもう疲れたもうむりむりむりむりむりむりむりむりむり!!精神的に疲れた!!」
「え、何マジで今日どうした…?」
「あれ、そう言えば今日みなは?」
前回も最初もみなは屋上に居たはず。なのに今回は居ない。
輪廻転生だから死に方以外は同じなのかと思ってたけど、そんなことないのか。
「んー、わかんない。委員会の呼び出しかな?」
呼び出しねぇ…。嫌な予感しかしないわ。
そしてその予感は当たってしまった。
突然謎の吐き気と頭痛に襲われた。
これで死ぬのは三回目だ。輪廻しなくても分かる。
(みなが死んだんだ)
でも、どうして?
必死に助けを呼んでいるまるはピンピンしている。
「…あ、そうか…」
消えそうな声で呟く。
『貴方の使命は、特定の時間まで二人を守り通す事。』
二人いなきゃ意味がないのか…
そのまま僕は目を閉じた。輪廻転生する覚悟で。
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