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『春の嵐と華吹雪(遥歌)』
貴方への愛が溢れたのは
貴方が好きという
気持ちが隠せなくなったから
好きになってはいけないと
分かっていても
離れることが
できなかった
この想いが嘘だったとしても
私は紛れもなく
貴方に恋をしていた
嵐のような彼と
ほんとは仲良くしたかった
突然来て
話しかけられて
何かなって
期待したら
離れて
私はそんな
空気を読んでいるとは
到底思えない
彼が好きには
なれなかった
思っている人と違ったから
でも、好きだと
思いたかった
遥か遠くの空へ
届くはずもない
歌を届ける
届かない明日へ向かって
それが私の
生きる意味
“生きている証”