テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
無名
275
N/しゃけ
78
#重い話
N/しゃけ
1,659
22 : 36 大森元貴 自宅
ソファに座り、スマホを眺めている
大森 「 … はぁ 」
大森「 また 、 増えてる 」
SNSの書き込みについて
「昔のミセスの方が 好きだった 。 」
「バンドらしさが 、なくなった 」
「高音出せばいいってもんじゃないと思う 」
「おばさんみたいなメイクしてる 。」
「最近の曲、 全部似てる … ? 」
スマホを伏せる
大森 「… まぁ 、 そう感じる人もいるよね 」
だけど。さっき見た言葉が頭から離れない
作った曲
何度も悩んで、作り直して、 届けた曲
何を選んでも、誰かの期待とは違ってしまう
大森 「 難しいなぁ … 」
応援のメッセージもある。
だけど 。 頭から離れない
大森 「 こんなの気にしてたら、 ダメだよね 」
そう自分に言い聞かせても、 気持ちはそう簡単に切り替わらない。
制作
大森 「 もっと激しくして … 」
「 昔みたいなバンドサウンドにして … 」
だけど。 それって、本当に自分が作りたい曲なのかな… ?
何が正解なのかな 。
はぁ…
コメント
1件
しらすさん、第1話拝読しました。大森さんのSNSの声に押しつぶされそうになる心情、非常にリアルで胸が締め付けられました。「何を選んでも誰かの期待とは違ってしまう」という一文に、創作に向き合うすべての人の苦悩が凝縮されている気がします。一方で「本当に自分が作りたい曲」と自問する姿に、これからどう動くのか続きが気になりました。短いながらも心情描写が丁寧で、一気に引き込まれます。