※内容は全てあらすじで見ろ
潺 拓人の全容
幼少期(6歳)
親から捨てられ孤児院へと連れて行かれる
連れて行かれた孤児院でも状況は改善しなかった、「悪魔」など「ごみ」など酷い言葉を同年の子に浴びせられていた
そんなある日、相も変わらず同年の子に虐められていると、1人の男の子が
「やめなよ、嫌がってるでしょ!!」と虐めてる奴らを追い払った
それが、弥代 浩司(幼馴染)との出会いだった
思春期(16歳)
反抗的で暴力的、信じるのは幼馴染のみという孤独な男となっていた
危険な仕事をし、身体中傷だらけ
それでも辞めないのは、生きていく為、浩司を死なせない為だった
何時も通り、仕事をしていると謎の男が目の前に現れる
男に殴りかかろうとした瞬間、気絶させられ、目覚めたら取り調べ室に居た
そして目の前には先程の謎の男が
それが獅童 和昭との出会い
この2人は最初、仲が悪く、拓人が反抗的だったが
ある事件で和昭が拓人を助けた事がキッカケで、2人の中は良好となる
青年期(26歳)
思春期時代から丸々と変わり始める
姿も口調も態度も、昔と違って随分と優しくなった
ただ一環として変わらないのは、本音を出さないこと
どれだけ辛かろうと、苦しかろうと、決して口には出さないし、顔にも出さない
隠すだけ、誤魔化すだけの人形、ロボットのようなオトコとなっている
解決人&決裂人が存在する作品を総じて、【真実の亡骸】と呼ぶのだが
その中でも拓人はとても重要な人物もなっている、何故なら主人公だから
そして【真実の亡骸】という作品には3つものENDがある
1つ目は事件を無事解決&決裂人と和解する世界線
何人か人は死ぬけど全員が死ぬって訳じゃない為、比較的幸せな方。
2つ目は夢の世界線
実を言うと拓人のサングラスはただのサングラスじゃなく、バーチャル世界を見れる画期的なアイテム。この世界線では仲間が全員死亡し、自分一人だけになってしまった拓人が、現実から逃れるために仮想空間へと逃げ込み、皆と楽しく暮らす(幻想)という感じ。
3つ目は現実の世界線
夢から覚め、仮想空間に行かず、現実を受けいれた拓人が居る世界線。日々、仲間が死んだことを思い出と罪悪感と死にたい気持ちに駆られる可哀想な人が今日も明日も、ボロボロになって生きてく姿が見れる。
結論&感想
思春期時代の方が人間らしく生きれていた気はする。
青年期になって本音を明かさなくなったのは己の過去を恥じ、二度と繰り返さない為と、自己肯定感低いのと、自己嫌悪が酷いから。(幼少期に虐められたのが原因)
フランクな態度を取るのは、皆から心配されないため。
そして何より拓人って面倒くさがり屋なんですよね、面倒くさがり
ただ単にダルいからとか、つまらないから、とかじゃなくて
「これをやって得があるの?意味はあるの?」
という意味での面倒臭いでして
まあ簡単に言ってしまえば、拓人は鬱病です
それも青年期に入ってから突然です
今まで我慢してきた分、そして苦しさが青年期にズドンッと来てしまったのが原因で、鬱病になってしまいました
拓人が本音を明かそうとしないのも、鬱病が関係しております
今こうやって生きてるのは、解決人の仕事をしているのは仲間が居るから、仲間の大切な人の役に立ちたいから生きています
なので、誰か一人でもかけようものなら、死んでやるという男です
まあ、死のうとしても残された者達への罪悪感が邪魔して結局死ねず、周りが死んでいくという結末が待っているんですけどね
最初は本当に明るく、フランクで、裏なんか1つもない主人公にしようと思ったのですが、それだけでは物足りない。
主人公だから明るい?暗い部分なんて見せない?そんなの駄目だ、これじゃただの夢物語になってまう、と思い、クソ重設定を詰め込みました。
ただただ重いんじゃなく、所々リアルで生々しい設定なのが個人的に気に入っています。
という事で以上!!
次は拓人の幼馴染だよ、またね
コメント
6件
あぁ…好き あんなにフランクでおもしれー男が鬱病なんてもうさ、もう、ね? 仲間の為だけに生きるロボット…好き
本当に君と出会えてよかったと思う(訳:大好き) 初見では全く気づかないであろうことランキング個人的一位。拓人は鬱病。うせやん。愛。 この調子で全員紹介されると箱推しになる予感しかしないぜ…