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冷凍食品
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放課後、帰り道。
🦈「……みこちゃん、遅い」
電柱にもたれながら、こさめは小さく呟いた。
約束なんてしてない。してないけど、なんとなく待ってるだけ。
👑「ごめんごめん、こさめちゃん」
後ろからひょいっと現れたみことに、こさめはすぐそっぽを向く。
🦈「別に待ってないし」
👑「うん、知ってる。待ってない顔で待ってたね」
🦈「は?」
ムッとした顔で睨む。
🦈「違うし。たまたまここにいただけだし」
👑「そっかそっか」
あっさり頷かれて、逆に調子が狂う。
🦈「…なに」
👑「いや〜こさめちゃん可愛いなって」
🦈「急になんなん‥」
👑「待ってるのと待ってないって言ってるとことか」
🦈「待ってないし」
👑「でも、こさめちゃん待ってたでしょ?」
👑「友達がこさめちゃん先に帰ってたよ〜って言ってたし」
にこっと笑われる。
🦈「待ってない!!」
強めに言い返すけど、耳が赤い。
みことはその様子を見て、ふっと目を細めた。
👑「ほんと可愛いなあ、こさめちゃん」
🦈「は!?どこが!!」
👑「全部」
即答。
こさめは一瞬言葉に詰まって、すぐ顔を背ける。
🦈「……意味わかんない」
👑「ツンツンしてるのも、ちょっとだけデレるのも、全部可愛い」
🦈「デレてないし」
👑「さっき“遅い”って言ってたの、誰?」
🦈「……知らない」
👑「ふふ、そういうとこ」
軽く頭を撫でられて、こさめはビクッと肩を揺らす。
🦈「‥やめて//」
👑「嫌?」
🦈「……嫌じゃないけど//」
小さすぎる声。
でもちゃんと聞こえてる。
みことはくすっと笑う。
👑「ほら、デレた」
🦈「デレてない!!」
勢いよく否定するけど、そのままみことの袖をぎゅっと掴む。
🦈「…これは…離れたら迷うし」
👑「家までの道、何回も一緒に帰ってるけど?」
🦈「今日は違うかもしれないじゃん」
👑「ふーん」
🦈「なにその顔」
👑「いや、理由つけてくれるの優しいなって」
🦈「は!?優しくないし!!」
また怒る。
でも手は離さない。
むしろ、さっきより少し強く握ってる。
👑「こさめちゃん」
🦈「なに」
👑「好きだよ」
突然の一言。
こさめはぴたりと足を止める。
👑「ツンツンでも、素直じゃなくても、全部含めて好き」
🦈「……今言うことじゃないし」
🦈「今日のみこちゃんなんなん‥//」
顔を真っ赤にして俯く。
👑「ちゃんと返事してね」
🦈「いつもしてるでしょ」
👑「してない」
🦈「態度で」
👑「わかりにくい」
🦈「わかってよ」
少しだけ睨んでから、こさめはぼそっと呟く。
🦈「……こさめも、嫌いじゃない」
👑「うん、知ってる」
即答されて、こさめはさらに顔を赤くする。
🦈「……なんで全部わかってんの」
👑「だってこさめちゃん、わかりやすいから」
🦈「わかりやすくないし」
👑「めちゃくちゃわかりやすい」
そう言って、優しく手を握り直される。
こさめは一瞬抵抗しようとして、でもやめた。
🦈「……今日は特別だから」
👑「なにが?」
🦈「手、繋いでいいの」
👑「毎日繋いでるけど」
🦈「今日は特別に許してるだけ」
👑「はいはい」
呆れたように笑いながら、でもしっかり握る手は離さない。
👑「……こさめちゃん」
🦈「なに」
👑「やっぱり可愛い」
🦈「うるさい」
そう言いながら、こさめは少しだけみことに寄り添った。
リクだぁぁっ
黃様のツンデレイメージが浮かばなくて瑞様にしたんやけど、
結構なんか‥違うかもしれへん
リク下さい!
コメント
1件
めっちゃいいです、ありがとうございます😭🙏🏻