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最後の頁
お兄さんと出会い
初めに言われた言葉それは
驚きの言葉
「……貴方は誰ですか」
そう偽りの自分から解放したから
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とある路地
ドスト「……貴方は、誰です…?」
…お兄さんに最初に言われた言葉
それは誰ですか。
治くんも驚くであろう
12の頃から自分を家族を
偽り続けて居たのだから
紲苗(?)「…お兄さん酷いね、貴方が死の家へ誘ったのでは…?」
ドスト「…紲苗さん……でしょうか」
紲苗「正解…と言いたいところだけど合っているけど合っていない」
ドスト「言葉が矛盾していますが…」
まぁ…そうだね
確かに、お兄さんの云うとおり
僕は、紲苗だ。蒼鷹紲苗…
あっているが、合ってはいない
紲苗「僕の本名は、」
【三上時雨】
時雨「ずっと、この6年間…自分を偽っていた」
ドスト「何故…?」
時雨「たった1人の【親友】を殺したから…かな」
ドスト「……真逆…今迄の事は全て嘘…容姿も異能も…」
時雨「…そう云うことです……何故貴方には本当の僕自身を、明かしたか」
其れは…【理解】
貴方は…僕を理解してくれる…
理解者になってくれる…
救済してくれる
時雨「ねぇ…そうでしょう?……」
ドスト「…まるで、僕の【親しい友人】そっくりです…」
そう残し手を引かれた
ずっと昔から殺したかった親友を殺し
親友の異能を使い…奪い
偽り、苦しい人生を送った
それも全て自業自得だ。
親友を殺してしまった…
んじゃない。…殺したかった
其の目が羨ましくて…何処か憎くて
殺したら自由になれるんじゃ無いかって
だから、異能を嫌い…殺した
愛されて居たはずが…不幸な出来事で
付属なアイが僕を哀した
僕には、救済が必要なのか…この退屈な人生は
ホントに自殺で終わってしまうのか…
ドスト「…着きましたよ」
と、言われ
扉が開く
「おかえりなさい…主様」
と、頭に包帯を巻いた長髪の人物が現れた
ただいまです。…というお兄さんはそそくさと僕を
部屋に誘導した
ドスト「改めて…ようこそ」
【死の家の鼠】へ…僕は貴方をこの組織に勧誘すること
心から…願っていました。
理想という夢が叶い僕はとてもシアワセです…
時雨「…裏切りはしない、只唯一の【家族】には…会わせて欲しい」
僕には…ホントの家族が見えないから…、
【うづみ火】の様に僕の瞳は…
黒く…くすんでいた。
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ちょっと解説
【親しい友人】
→ ニコライ・G
唯一の【家族】
→ 太宰治
【三上時雨】
→紲苗の本名
文豪 長谷川時雨から引用
なぜ苗字が三上なのか
→パートナーの三上於菟吉から引用
【うづみ火】
→長谷川時雨のデビュー作
シリーズ01終了です!
後ほど太宰視点
そして色々解説していきますので、お願いします!
シリーズ02では天人五衰を加えて行く+DEAD APPLEを入れようとおもいますので
宜しくお願いいたします!!
次回作もよろしくおねがいします!
他連載中⇩
6月のてるてる坊主【太宰治の夢】