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これは私が世界で最高の出会いをするまでのお話。
(はぁ〜今日も学校か〜めんどくさいなー)
なんて思いながら、今日もいつもと変わらない景色を見ながら学校へと向かう。
私は学校が大嫌いだ。何故かって?
そんなの決まってるじゃん。いじめられてるからだよ。
朝登校してきて上靴は無い。あった日は大抵ちぎられてる。教室に行くと、机は落書きされていて、教科書はもちろんない。それどころか椅子すらない。
学校に私の居場所なんて存在しないんだ。
なんでこんなことが起きたのか。
きっかけははっきりと覚えてる…………
その時はまだ学校が大好きで、毎日が輝いていた。
一学期の終わる頃、私はいつも通り学校に登校した。
その時、靴箱に違和感を感じたんだ。
上履きがない。あれ?持ち帰ったっけ?いや。
学校がまだ残っているのに持ち帰るわけが無い。
そう思いながら、教室に向かう。教室の扉を開けた瞬間明らかにクラス全員からの視線が冷たく感じた。
どうして?私が何したの?そう考えている時、
ふと1つ思い当たる節があった。
友達とくだらない話をしていた時、
『◯◯って××のことどう思ってるの?私はあの子のこと苦手なんだよねー。』
なんて、1番仲の良かった友達に聞かれた時、私は、
『えー。私も苦手かなー。なんか自己中なとこあるからね…あの子。』
と答えたのを覚えてる。私はその後に知った。
私の友達と××がすごく仲良かったってことを。
××は、クラスの中でも人気者で、その子が一言発するだけでクラス全員が指示に従ってしまうくらい。
そうか。あ〜。なるほど。私の友達は初めからそのつもりだったんだ。私が××のことを嫌っているということで、私のことをいじめることが出来る。
あ〜なるほどね。そうすればクラスみんな私のことを気にする人は居なくなる。さすが。頭がいいだけあって、よく考えたなー。
でも私はあの時に言ったことを後悔はしていない。
だって、それで迷惑がかかるのは私だけ。
周りにいる人に迷惑をかけることは無い。