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#異類婚姻譚
和泉
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鷹槻れん/鷹槻うなの

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#ヤクザ
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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♡不安
お泊まりの準備をして夜桜さんの部屋に来て、今に至る。
今は、夜桜さんはお風呂中。
夜桜さんはちょっと髪が長いから少しだけ時間がかかる。
待つこと数分。
上がってきた夜桜さんの髪はしっとり濡れている。
髪の毛の間から見える目は綺麗で、いつの間にか見入ってしまっていた。
「次、いいよ。お風呂。」
そう言って、髪をタオルで拭きながら冷えたパックのカフェオレを冷蔵庫から出す夜桜さんを見てハッとする。
私は、慌ててお風呂場の方に足先を向けた。
数分後、お風呂から上がって、部屋を覗くと、夜桜さんの後ろ姿が見えた。
何してるんだろ…。
そう思った私は見える角度に移動する。
わ、勉強してる!
真剣に考えている姿に邪魔できないな。と思い、引き返そうとした時、腕に冷たい何かが触れた。
思わず、
「ひゃっ…!」
と、間抜けな声を漏らしてしまった。
「あ、悪い。でも、声かけてよ。」
謝った後、拗ねたように言う夜桜さん。
イケメンな割にちょくちょく可愛いところがある。
「飲む?」
と、自分のパックのカフェオレを指さしながら言った夜桜さん。
新しいの出してくれると思って頷いたが、そのまま夜桜さんの飲みかけを渡された。
えっ。
ええっ。
「ん?飲まないの?」
おまけに心配そうな瞳を向けてくる。
この人天然?それともわざと?
飲まないといけない雰囲気が流れていて、恥ずかしすぎて心の中で泣いた。
意を決して、一口ストローで飲むと、カフェオレの甘味が口全体に広がる。
「んっ、美味しい!」
と、声を漏らすと、夜桜さんが、
「あ、これ、間接キスになるんだっけ?」
と、タイミングの悪いときに思い出した。
おまけに、
「間接キスだね?」
ともう一度言って、コテンと首を傾けた夜桜さん。
私は思いっきり、
「ゲホゲホゲホ…ッ。」
と、むせてしまった。
私は残りを吸い込みように飲み、部屋をズンズン出て行った。
夜桜さんのバカッ!
心の中で暴言を吐き、ゴミ箱にからになったパックのカフェオレを捨てた。
後ろからついてきた夜桜さんが、
「怒った?」
と、さっきよりも暗く、不安そうな顔を向けてくる。
その顔に、恥ずかしさが吹き飛んだ。
すぐ不安そうな顔するな、この人。と、ずっと思ってたことを、思い出す。
「夜桜さん、ちょっとここに膝ついてください。」
私はそう言って、膝をついた夜桜さんの体を抱きしめた。
夜桜さんの体がビクッと跳ねたが構わず言う。
「大丈夫ですか?よくわからないんですけど、何か悲しいことありましたか?」
そう聞くと、夜桜さんの体が一瞬震えた。
その後、私のお腹あたりが湿っぽくなって、泣いてるの!?と、驚いてしまった。
するっと、夜桜さんの腕が動いたかと思えば、私の背中に腕を回し、話し始めた。
コメント
1件
あ、もう…この話、胸がぎゅってなりました😢💘 お泊まりで間接キスのカフェオレ、恥ずかしすぎてむせちゃう主人公も可愛いし、そのあとすぐ不安そうな顔する夜桜さんに「抱きしめてあげたくなる」って気持ち、すごくわかる…! しかも泣いてるの!?ってところで、夜桜さんの弱さが見えた瞬間が切なくて、でもそれを主人公が受け止めてるのが尊すぎました…涙。 ふたりの距離、ちゃんと近づいてる感じがして嬉しい回でした🌙🤍