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うちのUndertale

1 - 捨てかけた夢【Undertale】

♥

50

2022年09月17日

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注意!

*Pixivにも投稿した作品です。

*自己解釈/私設定/性格の改変/過去改変など注意。

*サンズとキャラが仲良いです。そしてうちのキャラはめっちゃいい子です。

*うちのキャラは体/生まれが男子のノンバイナリーです(They/Them)。

*それでも良いという方はどうぞ!

*あなたはケツイを抱いた。


ーーーーーーーーーー


キャラside

僕は小さい頃、叶うはずのない夢を追っていた。

…いや、恥ずかしながら今も追っているが。

そう、体が男の僕にはできっこないって言われたこと。

それは、「チュチュをはいてバレエをすること」であった。小さい頃、保育園で「将来なりたいもの」でそう書いたことがあった。


【回想

僕が「将来なりたいもの」はバレリーナ。

「将来なりたいもの」を描くんだから、正直に描いたんだ。

先生:「みんな、描けたかしら?」

男の子1:「はい!」

先生:「あら、サッカー選手になりたいのね!男の子らしくていいじゃない!」

あの子はサッカー選手かぁ………僕には合わないかもしれない。

…と、女の子が僕が描いたものを見て見下したような目をした。

女の子1:「せんせー、キャラが男の子じゃなれないものをかいてまーす!」

先生:「キャラ、見せなさい」

僕は正直に見せた。

そして、


ビリビリ…


キャラ:「せ、せんせい、やめてください!なんでやぶったんですか!?」

先生:「あなたおかしいわよ、男の子なのにバレリーナになりたいって!しかもチュチュを着て!!……お母さんとお父さんを呼ぶからね。」

キャラ:「え……」


そのあと、僕は先生とお母さんにたくさん怒られた。「男がスカートを着ること自体がおかしい」「バレリーナは女性しかなれない」って。

お父さんが「なりたいものになればいい」って言ってくれたけど、お母さんは嫌だったみたいで、僕のことをたくさん叩いた。】


僕は密かにその夢を追い続けているが、誰かに知られたら終わりだろう。

だから、この夢を諦めるか、一人だけで楽しむかの瀬戸際にいる。…暗いことを考えるのはやめよう。今は誰もいないウォーターフェルにいて、僕一人でチュチュを着て存分に踊れるのだから。

そう、僕一人で______


サンズ:「おいキャラ、お前さん一人で何してるんだ?」


______!

終わった。サンズに見つかった。僕はショックと、夢を諦めなければいけないのかという絶望でいつの間にか涙を流していた。

サンズ:「お、おいキャラ、もしかして今来たらまずかったか…?」

キャラ:「まずいどころか……僕は夢を諦めなきゃいけないのかもしれない………」

サンズ:「どうしてだ?」

キャラ:「僕は……体が男の子だから………チュチュを着てバレエなんてできないって…」

サンズ:「…そんなことはないと思うぜ?」

…え?

もしかして、サンズは僕を受け入れてくれるの…?

キャラ:「…じゃあ、踊っていいの…?」

サンズ:「お前さんのダンスが上手くなっていく姿に興味があってな」

…なんじゃそりゃ!

でも、受け入れてくれる人がいた。

僕は嬉しくなった。キャラ:「サンズ…ありがとう。」

サンズ:「なぁ〜に、俺は当たり前のことを言っただけだぜ。」

多分、夢を諦めずにすみそうだ。

いや、諦めちゃいけないのかもしれないな。

*キャラは夢を諦めないという決意を抱いた。

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