この作品はいかがでしたか?
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彰カイです
バチャシン達は痩せたり体調不良になったりするのかわかんないけど、なんか( ᐛ👐) パァって感じで見てください
この間久しぶりにカフェに来たカイトさんに俺のパンケーキを食べられた
すっげぇ楽しみにしてたけどカイトさんには何も言わなかった
それには理由がある
──────────
カフェにて
「ちょっとカイト!また勝手に食べたでしょ!?」
「うぅ…ごめん…」
「せっかく彰人くんに用意しておいたのに…」
カランカラン
「やっほーメイコさーん!」
「こんにちはメイコさん」
「ちーっす」
「お邪魔します」
「あ、杏ちゃん達」
「あれカイトさんいるって珍しいですね」
「あはは…」
「はぁ、カイトが彰人くんのパンケーキ食べたから少し話をね…」
「え、まじですか」
「ごめん、彰人くん…」
「今回ばかりは流石に言った方がいいわよ彰人くん」
「…………」
少しの沈黙の後彰人が口を開く
「大丈夫ですよ、練習始めましょ」
「いいのか?彰人」
「いいんだよ早く練習するぞ」
「本当にごめん…」
「大丈夫ですって」
「僕外出てくるね…」
「ちょっとカイト!」
──────────
カイト退出
「彰人くんどうして何も言わなかったの?」
「いや見てわかりますよ」
「そうなのか?彰人」
「うーん確かに違和感は感じたけどね…」
「私も杏ちゃんと同じだよ」
「だってカイトさんすごい痩せてましたよね?」
「あ……」
「あの様子じゃここしばらく何も食べてないんじゃないですか?」
「…………」
「とりあえず次のイベントで歌う曲決めてカイトさん探しに行きましょ」
「あぁ、俺も心配だ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ガチャン
「彰人達!助けて!」
「どうしたレン、うるせぇな…」
「何かあったの?」
「カイトが…カイトが倒れた!」
「は?!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「カイトさんっ!」
「…………」
「メイコさんカフェにカイトさん寝かせるんで場所とっててください…!」
「わかったわ!」
「杏とこはねもカフェに戻ってろ!」
「わかった!」 「うん!」
「彰人担げるか?」
「駄目だったらチェンジする」
「わかった」
「よっと……はぁ〜」
「彰人…?」
「軽すぎる」
「え?」
「あまりにも軽すぎるぞこれ…」
「…まずいな」
「とりあえず急ぐぞ冬弥」
「あぁ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
カフェにて
「カイトさん、大丈夫ですか?」
「うぅ…彰人、くん?」
「はぁ〜良かった」
「カイト!大丈夫か?!」
「なんでみんな……うっ…!」
急にカイトさんが頭を抑える
「カイトさん…!?」
「あぁ…大丈夫だよ、ちょっと頭痛が…」
「ていうかなんでみんなはここに居るの?」
「え?カイト覚えてないの?」
「私とレンの前で急に倒れたじゃん!」
「えぇ?!そうなの?!」
「逆になんで覚えてないんですか…」
「いやぁ〜カフェ出てからの記憶がほぼなくて…」
「はぁ〜ほんっとにカイトったら…」
「カイトさんも起きたしレンとリンにミクも戻っていいぞ」
「うん、わかった」 「カイト、お大事にな!」
「あはは…病人扱いだね…」
「ほんと体大事にしてください…」
「あ、後 杏とこはねもイベントの曲練習してていいぞ」
「OK彰人!」 「カイトさんお大事に」
「彰人、俺はどうすればいい?」
「冬弥は残っててくれ、後メイコさんも」
「わかった」
事情聴取
「んで、なんで倒れたりしたんですか?何となく理由はもう分かりますけど」
「うーん…心当たりはないなぁ…」
「カイト、あなた完全に栄養失調ってものよ」
「えいよう…しっちょう?」
「名前の通り必要な栄養が足りてないって事です」
「バーチャルシンガーに栄養っているのかな…?」
「まぁ、最低限必要だとして」
「カイトさん、自分めっちゃ今痩せてるの気づいてないですか?」
「え?なんか軽いな〜としか…」
「はぁ〜ダメだこりゃ」
「ほんとカイトは…」
「ええ?!そんなに呆れられるとなんか…」
「最近、ちゃんと食事とってますか?」
「最後にちゃんと食べたのいつだろ…」
「うーんと覚えてない…」
「まじですか…」
「うぅ…別に食べなくてもいいかなぁ〜って思ってたから…」
「え?」
「ほら、いつも僕が何か食べる時って大体誰かの物でさ、気分で色々変わっちゃうから決まった時間に食べないし、ほとんど食べない時だって結構あるし…」
「僕が食べても食べなくても変わんないし、食べた方が逆に駄目な気がして…さ」
「じゃあ、今から言うこと絶対きいてくださいね?」
「え?うん、別にいいけど…」
彰人の目付きが変わりカイトの襟を掴んで言う
「ちゃんと食べろ」
「あんたに倒れられたりとかするとこっちが死ぬほど心配なんだよ」
「え、あ…はい」
「よし、じゃあ今から色々持ってくるんでちゃんと食べてくださいね〜」
「え?!いまから?!」
そう言ってるうちにメイコと冬弥くんが色々持ってきた
「僕、そんなに食べれるかなぁ…」
「1人で食べても意味無いでしょ」
「え?」
「俺たちと4人で食べましょう」
「大人数の方が楽しいですよね」
「ふふっ…ありがとう、彰人くんたち」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「なんか久々にいっぱい食べた気が…」
「俺もだ」
「私はあれば食べる人だからね…」
「ちゃんとした食事いつぶりだろう…?」
「ほらほらー!カイトさんもっと食べて!」
「え?!さすがに…」
「とか言ってまだお腹空いてるんでしょ?」
「嘘つきましたね量増やします」
「えぇ?!冬弥くんまで?!」
楽しそうに冬弥が笑いカイトの皿に食べ物を盛る
「あははっ!カイトさん頑張れ!」
「あるなら食べたくなるよね!」
ニコニコ笑顔でカイトがまた食べ始める
(久々にちゃんとした食事をとったけど…)
「ほら!カイトこれも美味しいわよ!」
「メイコも食べてよ〜!」
「カイトさんこれ美味しいんで一緒に食べましょ!」
「いいよ彰人くん」
(みんなで食べるとこんなに美味しいんだ…!)
と、カイトは幸せを噛み締めた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「はぁ…すごい美味しかったね」
「カイトさんめっちゃ食べるんですね」
「あはは…久々だったからかな?」
「とりあえず、これからはちゃんと食べてくださいね」
「私もなるべく用意しておくから」
「それはさすがに申し訳ないような気がするけど…」
「さてと、俺らは練習しに行きますね」
「カイトさんはどうしますか?」
「うーん…じゃあ一緒に練習させてもらおうかな」
「そうこなくっちゃですね」
「カイトまた倒れたりしないでね」
「あはは…気をつけるね!」
「ありがとうございました、メイコさん」
「練習終わったらまた来ますから〜!」
「行ってくるねメイコ」
「はい、行ってらっしゃい!」
その後の練習は男性陣色々とやばかったんだとか
コメント
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好き☆
彰カイ、、また新しい扉が、キィィ(扉が開く音)
初コメ失礼します!主さんの小説、ハマりました、彰カイ最高すぎる…