テラーノベル
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大学3年・5月。
「冬花ちゃん、君のことを愛してます。」
「僕と付き合ってください。」
人生何十回めかわからない告白。
冬花は慣れてる。
「うん。ありがとう。」
でも、ふと思いついたように質問する。
「ねえ、冬花から言わなくても、冬花のこと好きって言ってくれる?」
「もちろん」
「冬花がしてって言わなくても、キスとハグしてくれる?」
「するよ」
「毎日電話してくれる?」
「する」
「縁日の遊びは上手?」
「任せてよ」
「……そう。」「じゃあさ、」
「それ全部できなくても、冬花を夢中にさせてくれるものは、あなたにどれだけあるの?」
相手は、答えられない。
冬花「……そう。」
帰宅。
一人になる。
さっきの言葉を反芻して、
「……そういうのじゃないんだよね。」
「そういうのじゃない、から……」
と呟く。
スマホを見る。
直弥の名前。
一瞬迷う。
発信。
呼び出し音。一回。
二回……と鳴る前に、
慌てて切る。
スマホを見つめる。
自分でも何をしてるのか分からない。
「(……声、聞きたい……。)」
「……直弥……。」
涙が滲む。
おいしくるメロンパン
『ツツジの枯れる頃には』。
あんまりにも冬花→直弥で
初聞きバクバクしてもうた曲。
コメント
1件
えぬたさん、第28話読ませてもらったよ〜🌸 冬花の「そういうのじゃないんだよね」っていう呟き、めっちゃ刺さった……。告白慣れしてるはずなのに、直弥だけは特別なんだよね。電話かけかけて切るシーンとか、もう胸がぎゅってなった😭💦 「冬花を夢中にさせてくれるもの」って問い、相手が答えられないのも納得。だって直弥じゃなきゃダメなんだもん。切なさが滲みまくってて、続きが気になりすぎるよ!!推せる……✨