テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぞくへんんんんんんんんんん
二次創作ってどうやって書くのぉぁぁぁ???
ふぅぁぁあ、
まあ、行きましょう
1限目が始まっても心はずっとモヤモヤしたままだった。
黒板に書かれた文字は目に入っているはずなのに、意味が頭に入ってこない。
ノートは開いているのに、手に持ってるシャーペンはほとんど動かなかった。
…今頃何してるんだろう。
ふと、屋上での彼を思い出してしまう。
やけに煩い風の音と、フェンスの網と、あの宝石のような綺麗で少し濁っている目。
だけど、昨日は行かなかった。
理由はない。ただ、行かない方がいいと思った。
それなのに、行かなかったことが、こんなにも胸に残るなんて思わなかった。
「……おい、佐伯」
名前を呼ばれて、はっと顔を上げる。
「今の問題、分かってるか?」
「……あ、すみません」
誤魔化すように笑うと、先生は小さくため息をついて先を続けた。
隣の席のやつが、くすくすっ、と笑ったのが聞こえたような気がする。
授業も終わり、昼休み。
普段なら友達と適当に話して、購買に行って、時間を潰す。
でも今日は違う。
気づいたら廊下を歩いていた。
屋上へ向かう階段の前で、足が止まる。
今日は、行かないって決めたわけじゃない。
ただ、分からないんだ。
俺は、透のクラスを知らない。
時間割も、席も、何も。
知ってるのは、
屋上にいることと、保健室にいることと、素っ気ない声と…
少しだけ揺れる表情。
たったそれだけ。
結局、屋上には行かず、俺は保健室の前まで来ていた。
ガラガラと扉が開く音がして、思わず身構える。
……でも、出てきたのは別の生徒だった。
やっぱり…いないか…
安心したのか、がっかりしたのか、自分でも分からない。まるで、自分が自分じゃないみたいだ。
そのときだった。
「……昨日、いなかったな。」
小さく、ぼそっとした声。
びくっとして、反射的に顔を上げると、廊下の向こうの窓際のベッドの上に。屋上の上の彼、
透が静かに座っていた。
「…よっ!お前なーにしてんだ!」
反射的に身体が動いていた。
弱っている、ましてはいつもより辛そうな顔をしている透を見ると、謎に心が締め付けられる。
俺の声にびっくりしたのか、透が身体を震わせ、俺の方に視線を向けた。
「…なんでお前ここにいるんだよ…」
彼は眉間に皺を寄せて、俺を睨んだ。
さっき言ってた言葉と行動が正反対だねという言葉を喉まで出して、戻した。
ちょっとめんどくさくなりそうだから。
その言葉の代わりに、
「…なんで保健室にいるの?」
という質問が喉から出ていた。
その時、透は俺がいる方向とは客の方をぷいっと向き、
「…別に」
「…お前…こそ、何しに来たんだよ…?」
と、質問を質問で返された。
いや、答えられるはずがない。
保健室いるのかなーって思ってきただけなんて言えたら損しないよ!!てか、言ったら引かれるでしょ!
と、自分に言い聞かせながら、俺は視線を泳がせた。
「…あははー…あ、そうだ、透!」
「…誤魔化すなよ」
「透に言われたくないな★」
そこから、俺たちの会話は始まった。
「…クラスは何処?」
「…言う必要あるか…?」
「あるあるー!ありまくりー」
俺は蒼真と一緒に話す感じに透に話した。
すると、透は呆れたようにそっぽを向いた。
「…まあ、また今度な…」
と、誤魔化された。
誤魔化すなよ…
そう思った時、俺は、透の左腕に目をつけた。
あの時と同じように赤黒く染まった白い包帯は、まるで、透の苦しみを訴えてるみたいだった。
俺は好奇心に勝てなくて、
「…そういえば、この腕…」
と、俺は言って透の腕にちょんっ、と触れた。
透は全身をブルッとさせて左腕を自分の胸元に手を引き寄せ、俺を睨みつけた。
「…え、なんか…ご、ごめん…」
やっぱり、言えないか。そうだろうな。
心の中でそう呟いた。
その間、俺たちの間で気まづい時間だけが過ぎていった。
それを破るように、
「…何?友達…?」
と、いつの間にか後ろに立っていた保健室の先生が口を開いた。
「…あ、と、友達…」
透の指先が、ぎゅっとシーツを掴みながら戸惑いを隠せなかった。
俺も、否定はできなかった。ていうか、俺と透の関係がイマイチよくわかっていない。
この関係は…なんという名なのだろうか?
だから俺は、
「他人以上友達以下?」
とでも言っといた。
その時の透の顔はびっくりしているようだった。
「そう…あぁ、でも、佐伯くん?そろそろ教室に戻らないと、先生にシバかれるわよ?」
と、微笑みながら先生は忠告をしてきた。
はっとして時計を見ると、授業が始まる3分前だった。
「…やっばぁっ!ごめんさぁーい!しつれいしましたぁー!!」
と、俺は猛ダッシュで廊下を走っていった。
その頃保健室では先生のふふっ、という笑い声が聞こえてきた。
俺はギリギリになって教室についた。
もちろん。先生や委員長に睨まれた。
あ、あはは…ごめんなさーい…★
と、心の中で言いながら俺は、顔を上下に動かしてぺこぺこしていた。
ふぅ、と一息ついて席に着くと俺は使い古した教科書と新品のノートを机の上に出した。
ノートを開き、黒板の文字を書く。
先生の話も、頑張って聞いていた。
だけど、それは水の泡。耳に入ってきた内容は、もう片方の耳から出ていく。
頭に入らない。その代わり、頭の中は、これから何しよう、とか、放課後何して遊ぼうとか。
…いつもならそれで、今の俺は透が頭から離れなかった。
あの時、どんな顔をしていたのだろう。どんな気持ちで、あの言葉を発したのだろう。
…今日は、屋上にいるのだろうか?
…今日は、何故保健室にいたのだろうか?
不思議と疑問が次々と頭の中に浮かび上がる。
その授業の内容は頭の中に来ないまま、終わった。
じつはですねこれ、まだ続くんですよ。
飽きないでね!私も、これを見てるあなたも!!!
ていうことで…
おやすみ世界ッッ!!