テラーノベル
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「マ、マミィーーーッッ!!! 助けて親父ぃーーーっ!!!」アメリカの悲痛な絶叫が、イギリス家のリビングに虚しく響き渡る。現在、リビングの中央では、世界を震撼させた旧国二名による、完璧かつ一切の脱出を許さない
「世界最強の拷問(ホールド)」が完成していた。まず、野生の肉食獣ことナチスが、背後からアメリカの両腕をがっちりとロックして完全に羽交い締めにしている。ナチスのギザギザの歯がアメリカの耳元で
「動くな、肉色マスコットが」とカチカチ鳴っており、精神的恐怖は最高潮だ。そして、その身動きの取れないアメリカの腹部の上に、泥酔した日帝がドサリと乗っかっていた。日帝は
「にゃ……米国、我が軍の尊厳を侮辱した罪は重いですよ……」とうとうとしながらも、自らの全体重(陸軍の執念込み)をアメリカの鳩尾にかけてギューギューと踏みつけている。
「ぐ、ふぇっ……!? お、重……っ! 日帝chyan、酔っ払ってるせいでいつもより体の芯が重いよぉ……っ!!」
「当然です。私は帝国陸軍ですからね……にゃ(うとうと)」日帝の頭の猫耳が怒りでピコピコと動き、しんがりのしっぽがアメリカの顔面をペチペチと容赦なく叩いている。身長の禁句を踏み抜かれた二人の連携プレーは、まさに一糸乱れぬ暗黒のコンビネーションだった。
「おいイギリス! バカ息子が本気で圧殺される前に早く助けるアル!!」中国が慌てて叫ぶが、イギリスは腕を組んでフンと鼻を鳴らした。
「自業自得だ。あのバカには一度痛い目を見せた方がいい。それより――」ガチャ、とキッチンの扉が開いた。
「お待たせ! 特製の窯でじっくり焼き上げた、イギリス風・本格マルゲリータピッツァの完成だぞ!!」イギリスが満面の笑みで掲げて持ってきたのは、完全に炭化して真っ黒に変色し、どす黒い紫色の煙をあげている「何か」だった。ピッツァの面影は微塵もなく、中央のチーズとおぼしき物体は、まるで劇薬のように怪しく泡立っている。
「……え、待って、あれピッツァんね……? 炭クズの間違いじゃないんね……?」楽しみにしていたイタ王の顔から、一瞬でハイライトが消え失せた。あまりの異臭と禍々しいビジュアルに、アメリカを羽交い締めにしていたナチスも、その上でうとうとしていた日帝も、本能的な生命の危機を察知して一瞬で動きを止めた。
「……おいイギリス、貴様、我々を今度こそ完全に抹殺する気か?」ナチスのギザギザの歯が、恐怖とは別の意味でガチガチと震え出す。
「にゃ……。あれは、兵器、ですか……?」日帝の猫耳が、最大の警戒を示すようにピーンと後ろに伏せられた。
「ハッハーーーイ! これが僕の親父の料理さ! 旧国のみんな、アメリカン・ホールドを解いて今すぐ逃げた方がいいよ!!」下敷きになっていたアメリカが、涙目で本日一番のライフハックを叫ぶのだった。
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コメント
1件
も〜う、爆笑しながら読んじゃいましたよ!😂 ナチスと日帝の"世界最強の拷問"がもうバカバカしくて最高でした。特に酔っぱらった日帝が「帝国陸軍ですからね…にゃ」って猫耳ピコピコさせてるのがツボですwww そしてイギリスのマルゲリータ…あれ完全に殺意ありますよ!「兵器ですか?」って日帝が本気で聞いてるのも、アメリカが叫んで逃げようとしてるのも全部面白すぎて、続きが気になりすぎます!このカオスな空気感、めちゃくちゃ好きです🔥